2012年ファジアーノ岡山選手評価1~10
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杉野雅昭
2012年11月14日 01:24 visibility433
今季の選手評価です。
A:今季のチームの核として活躍した。
B:今季のチームの主力として活躍した。
C:今季のチームの戦力として活躍した。
D:今季のチームの切り札として活躍した。
E:今季のチームのバックアップとして活躍した。
今回は、1中林 洋次、2沢口 雅彦、3後藤 圭太、4近藤 徹志、5植田 龍仁朗、7キム・ミンキュン、8千明
聖典、9アンデルソン、10チアゴ。
1中林
洋次:GK:A
被シュートの多い岡山においてJ2で、2位の鉄壁を誇った守備に多大な貢献をした。
シュートへの反応は、世界レベル。
また、1対1でも抜群の強さを見せた。
相手選手と1中林の1対1で、失点したと思ったシーンを何度防いでくれたか。
また、キャッチング率も高い。
強烈なシュートもまるで、その手に吸い込まれるかのように収める。
弾いて押し込まれるというシーンは、今季一度も無かった。
さらに正面で、キャッチする的確なポジショニングは、素晴らしい。
後は、課題であるフィード精度、ハイボール処理が、向上すればさらに高いレベルに行ける。
ポカとして落下点を誤ったり、バックパスを空ぶった事もあったが、それ以上の仕事をしてくれた。
しばらくは、1中林以外の守護神が、守るGKは、考えられない。
そして、何より素晴らしいのが、GKなのに一番沸かせるヒーローになれるという事。
一回飛び出してかわされた後の横飛びあれが、一番魅せたシーン。
広島時代の愛称である「ウッズ」に負けない能力の持った岡山史上最高のGK。
2沢口
雅彦:WB(DH、CB):B
岡山のWBという運動量の居る過酷なポジションを怪我無く、シーズンを闘い抜いた岡山の鉄人。
ほぼフル出場を続けて来たその体の強さは、本物。
今季は、DHやCBというポリバレント性にも磨きがかかり幅が広がりつつある。
しかし、今季は、決定機を尽く決め切れずクロス精度も酷いものが多かった。
時にはクロス精度も良い時はあったが、逆サイドの25田所と比べて差が開いてしまった。
それでも連携や1対1の守備は、素晴らしいものががる。
さらにCBも出来るので、CBの選手が、上がり易い状態を作れる。
3バックをやる上で、戦術的上でも大きな存在感があり、来季も見たい選手。
3後藤
圭太:CB:A
成長著しいプレイと身体的にも柔軟性のあるCB。
その柔軟性からなせるスライディングタックルの精度は、高く、高い確率で、ボールを奪える。
そのため球際で、無類の強さをみせそれが1対1の強さに繋がった。
プレイでは、3バックに慣れて来て、積極的なオーバーラップをみせれる様になった。
CBの中では、一番バランスが良く、攻守で、大きな存在。
来季は、プレイの幅を広げていきたい。
4、近藤
徹志:CB:E
大きな怪我をして序盤戦で、離脱した。
ただ、最近の4近藤は、3バックに慣れておらず、未だに持ち味を発揮出来ていない。
空中戦こそ強いが、セットプレイで、得点が出来ず苦しんでいる。
来季も岡山に居るなら、どれだけ攻撃面で、適応出来るかが課題。
守備力は、十分あるので、そこさえクリアすれば十分やっていけるので、頑張って欲しい。
5植田
龍仁朗:CB(WB):B
空中戦の強さに無類の強さを見せた。
ギネス級のヘッドでのゴールを決めており、知名度の高い選手。
今季は、球際での激しさがついて来た。
所謂潰す守備が出来るようになった。
背が高い選手なので、それで、奪える事もある。
相手選手からすれば、非常に嫌な選手。
一方で、ポカが多く、非常に不安定。
それでも、昔よりは、安定してきた。
それに身体能力も高くスタミナチームで、トップクラス。
実は、左足に精度があり、時折素晴らしいクロスやパスを出して、周囲を驚かせる。
ポテンシャルは、高い選手なので、これからの成長が、楽しみ。
7キム・ミンキュン:ST(DH):A
ボールキープ力とパスセンスの兼ね備えた選手で、岡山の天才。
過去実際天才と呼ばれていた時期があった。
韓国U代表も経験しており、監督も一目みただけで、獲得を決めたという逸話がある。
今季は、得点意識も高くシュートを積極的に狙った。
しかし、監督にもう少し繋ぐ様に言われた。
それが、影響してか終盤迷いが、見られた。
個人的には、積極的にシュートを狙っても問題というか問題にあまり感じなかった。
この辺り来季も居るなら監督と良く相談し、もっと持ち味を発揮できる様になって欲しい。
8千明
聖典:DH:B
開幕前に調整不足で、怪我した事で、監督に怒られた岡山のシャビ。
正確なパスで、攻撃のリズムを作る。
実は、守備の上手い選手で、インターセプトやトラップした所をかっさらう守備が、上手い。
得点意識も本人は、あるが、惜しいシーンを作るも決め切れなかった。
ただ、終盤戦は、攻撃意識が上がり、高い位置まで、上がって来る様になった。
また、フワフワした雰囲気で、ロッカールームで、岡山の選手を和ませている。
そういった意味でも必要な選手。
9アンデルソン:ST:E
15分程度しか見れなかった謎に包まれた助っ人。
しかし、その短い時間でも違いを見せた。
ヒールパスという創造性もあり、ボールキープ力と言う強さも備えている事は、分かった。
一度蹴ったCKでもコントロールを重視した変化をかけてキックを見せていた。
来季も居るならFKも見てみたい。
TMで、結果を残していた選手だし、十分戦力になると思う。
10チアゴ:CF:D
ゴールは、PKしかなく、怪我ばかりだったが、ポストプレイは、流石でした。
空中戦で、競り合う事もあったし、十分持ち味を発揮してくれた。
今季は、キッカーが、居なくてPK以外で、得点できなかった。
しかし、これだけ怪我多ければ来季は、厳しいだろう。
岡山から世界へ
To Be Continued
by杉野雅昭
まだまだ未熟なので、おかしい点があるかもしれないので、反対意見歓迎ですし、間違いなどありましたらご指摘などのコメント宜しくお願いします。
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