2012年ファジアーノ岡山選手評価1~10

今季の選手評価です。

A:今季のチームの核として活躍した。
B:今季のチームの主力として活躍した。

C:今季のチームの戦力として活躍した。
D:今季のチームの切り札として活躍した。
E:今季のチームのバックアップとして活躍した。


今回は、1中林 洋次、2沢口 雅彦、3後藤 圭太、4近藤 徹志、5植田 龍仁朗、7キム・ミンキュン、8千明
聖典、9アンデルソン、10チアゴ。

 

1中林
洋次:GK:A

被シュートの多い岡山においてJ2で、2位の鉄壁を誇った守備に多大な貢献をした。
シュートへの反応は、世界レベル。
また、1対1でも抜群の強さを見せた。
相手選手と1中林の1対1で、失点したと思ったシーンを何度防いでくれたか。
また、キャッチング率も高い。
強烈なシュートもまるで、その手に吸い込まれるかのように収める。
弾いて押し込まれるというシーンは、今季一度も無かった。
さらに正面で、キャッチする的確なポジショニングは、素晴らしい。
後は、課題であるフィード精度、ハイボール処理が、向上すればさらに高いレベルに行ける。
ポカとして落下点を誤ったり、バックパスを空ぶった事もあったが、それ以上の仕事をしてくれた。
しばらくは、1中林以外の守護神が、守るGKは、考えられない。
そして、何より素晴らしいのが、GKなのに一番沸かせるヒーローになれるという事。
一回飛び出してかわされた後の横飛びあれが、一番魅せたシーン。
広島時代の愛称である「ウッズ」に負けない能力の持った岡山史上最高のGK。

2沢口
雅彦:WB(DH、CB):B

岡山のWBという運動量の居る過酷なポジションを怪我無く、シーズンを闘い抜いた岡山の鉄人。
ほぼフル出場を続けて来たその体の強さは、本物。
今季は、DHやCBというポリバレント性にも磨きがかかり幅が広がりつつある。
しかし、今季は、決定機を尽く決め切れずクロス精度も酷いものが多かった。
時にはクロス精度も良い時はあったが、逆サイドの25田所と比べて差が開いてしまった。
それでも連携や1対1の守備は、素晴らしいものががる。
さらにCBも出来るので、CBの選手が、上がり易い状態を作れる。
3バックをやる上で、戦術的上でも大きな存在感があり、来季も見たい選手。

3後藤
圭太:CB:A

成長著しいプレイと身体的にも柔軟性のあるCB。
その柔軟性からなせるスライディングタックルの精度は、高く、高い確率で、ボールを奪える。
そのため球際で、無類の強さをみせそれが1対1の強さに繋がった。
プレイでは、3バックに慣れて来て、積極的なオーバーラップをみせれる様になった。
CBの中では、一番バランスが良く、攻守で、大きな存在。
来季は、プレイの幅を広げていきたい。

4、近藤
徹志:CB:E

大きな怪我をして序盤戦で、離脱した。
ただ、最近の4近藤は、3バックに慣れておらず、未だに持ち味を発揮出来ていない。
空中戦こそ強いが、セットプレイで、得点が出来ず苦しんでいる。
来季も岡山に居るなら、どれだけ攻撃面で、適応出来るかが課題。
守備力は、十分あるので、そこさえクリアすれば十分やっていけるので、頑張って欲しい。

5植田
龍仁朗:CB(WB):B

空中戦の強さに無類の強さを見せた。
ギネス級のヘッドでのゴールを決めており、知名度の高い選手。
今季は、球際での激しさがついて来た。
所謂潰す守備が出来るようになった。
背が高い選手なので、それで、奪える事もある。
相手選手からすれば、非常に嫌な選手。
一方で、ポカが多く、非常に不安定。
それでも、昔よりは、安定してきた。
それに身体能力も高くスタミナチームで、トップクラス。
実は、左足に精度があり、時折素晴らしいクロスやパスを出して、周囲を驚かせる。
ポテンシャルは、高い選手なので、これからの成長が、楽しみ。

7キム・ミンキュン:ST(DH):A

ボールキープ力とパスセンスの兼ね備えた選手で、岡山の天才。
過去実際天才と呼ばれていた時期があった。
韓国U代表も経験しており、監督も一目みただけで、獲得を決めたという逸話がある。
今季は、得点意識も高くシュートを積極的に狙った。
しかし、監督にもう少し繋ぐ様に言われた。
それが、影響してか終盤迷いが、見られた。
個人的には、積極的にシュートを狙っても問題というか問題にあまり感じなかった。
この辺り来季も居るなら監督と良く相談し、もっと持ち味を発揮できる様になって欲しい。

8千明
聖典:DH:B

開幕前に調整不足で、怪我した事で、監督に怒られた岡山のシャビ。
正確なパスで、攻撃のリズムを作る。
実は、守備の上手い選手で、インターセプトやトラップした所をかっさらう守備が、上手い。
得点意識も本人は、あるが、惜しいシーンを作るも決め切れなかった。
ただ、終盤戦は、攻撃意識が上がり、高い位置まで、上がって来る様になった。
また、フワフワした雰囲気で、ロッカールームで、岡山の選手を和ませている。
そういった意味でも必要な選手。

9アンデルソン:ST:E

15分程度しか見れなかった謎に包まれた助っ人。
しかし、その短い時間でも違いを見せた。
ヒールパスという創造性もあり、ボールキープ力と言う強さも備えている事は、分かった。
一度蹴ったCKでもコントロールを重視した変化をかけてキックを見せていた。
来季も居るならFKも見てみたい。
TMで、結果を残していた選手だし、十分戦力になると思う。

10チアゴ:CF:D

ゴールは、PKしかなく、怪我ばかりだったが、ポストプレイは、流石でした。
空中戦で、競り合う事もあったし、十分持ち味を発揮してくれた。
今季は、キッカーが、居なくてPK以外で、得点できなかった。
しかし、これだけ怪我多ければ来季は、厳しいだろう。

岡山から世界へ

To Be Continued

by杉野雅昭


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