2015:J2:36節:A:vs東京ヴェルディ「代表規格とJリーグ規格の違い」その6
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杉野雅昭
2015年10月11日 03:45 visibility42
4-2:高速ドリブル
如何に相手のゴールに迫るのか。
昨季居た様な石原 崇兆の様な高速ドリブラーの選手が欲しい。
しかし、現状そういった選手は岡山に不在である。
否、26田中 奏一と15三村 真といったドリブル速度の速い選手たちが居ると考えるが、、15三村 真は賢いプレーをあるものの90分間走れるスタミナがなく、突破力は26田中 奏一程でもない。
一方で、26田中 奏一は、突破した後の判断が悪いのと、ドリブルを仕掛ける判断の悪さが目立つ。
得点分析で述べた通り、こういったハイレベルの試合では、フリーランの質の高さや視野の広さ、局面を読む力などが必要となる。
実は、現状サイドの二人がスタメンに付けているのは、こういった面に優れているからである。
具体的には、21加地 亮は、瞬間の判断に優れ、先制点の様にハイプレスに強く、意表を突くキープやパスで、局面を打開する。
そして、チームと連動したプレーで、サイドを攻略する。
サッカー選手として優れたテクニックや際立ったフィジカルがあった選手では無かったが、唯一運動量はあった。
しかし、そういった運動量のある選手だけなら多くいるが、21加地 亮には、得点分析で指摘したプレーで世界で渡り合った。
25田所 諒は、そういった部分では負けるものの走って欲しい所にしっかり走っている。
ドリブル突破で侵入出来るゾーンにランで侵入することを可能としている。
21加地 亮と違って、量で良い攻撃の形を作っている。
しかし、運動量の低下とフィジカルの低下が目立ってきており、そこは不安視すべき点である。
これだけでは、決定打に欠けるが、最大のポイントは、ドリブルよりパスの方が速いという事である。
24矢島 慎也という精度の高く、球足の速いロングパスを出せる選手がいる事で、パスセンスと運動量、フリーランの質に優れる二人が最大限生きる状況であり、綺麗な崩しでのサイド攻撃が目立っている。
実際にこの試合の得点シーンは、21加地 亮の一本のロングパスから始まったものであった。
勿論、ドリブルも有効であり、対戦相手やコンディションによって上手くドリブラーの選手を起用し、1点でも多くのゴールに繋げて欲しい。
5、MOM&MIP&満足度
MOM
「24矢島 慎也」
24矢島 慎也ゴールの凄さというのは、ゴールでの分析通りである。
他にもクロスバーに当たった豪快で惜しいミドルシュートもゴールシーン同様に素晴らしいシュートだった。
また、最近の24矢島 慎也のプレーはミスが減っただけではなく、上記でも少し触れた通り前線にしっかり付ける正確で面白い楔形パスというのが増えている。
勿論、繋がらない事も少なくないが、攻撃に速効性を生まれる事で、前線の選手がプレーするスペースがある状態で攻撃できる。
最近の攻撃の好調の要因は、その辺りにある。
また、今までの岡山のディフェンシブハーフには無かった得点力が加わり、総じてチームとしての得点力が上がった。
10千明 聖典と8渡邊 一仁という得点が限りなく0に近い組み合わせと違い、攻撃に厚みが出来た事で、接戦で勝利出来る試合が増えた。
最近の好調の理由の一つであり、彼がディフェンシブハーフとして成長した証でもあり、チームとしてのフィットして来たと言える。
今日は、ここまで試合で24矢島 慎也にとって会心の出来であり、今後の試合でも彼の活躍には期待したいところ。
MIP
「1佐藤 優也」
ゴール前での決定的ピンチで、13久保 裕一のシュートを体を投げ出して防いだ。
14押谷 祐樹のミドルシュートもしっかりセーブした。
24矢島 慎也のロングシュートで失点こそしたが、試合を通してみれば、守護神としての質の高いプレーを見せて、東京Vの同点ゴールを呼び込んで、勝ち点1に繋げた。
満足度
4点(10点満点)
先制ゴールには興奮したが、最後の決定機逸機というのが、アウェーでは目立つようになってきた。
チャンス自体の数も多い試合と少ない試合があり、どちらでもものに出来ないというのが、今季を含め、近年の岡山の課題である。
しかし、ゴールには確実に迫っており、チームとしての好調の良さが窺えた。
それでもやはりPO進出という目標に対して、勝利は絶対条件だっただけに勝ちたかった。
岡山から世界へ
To Be Continued
by 杉野 雅昭(masaaki sugino)
おかしい点に対しての指摘コメントや反対意見のコメント、間違いの指摘などのコメントがあれば気軽にコメントを投稿して頂いて大丈夫ですので、宜しくお願い致します。
如何に相手のゴールに迫るのか。
昨季居た様な石原 崇兆の様な高速ドリブラーの選手が欲しい。
しかし、現状そういった選手は岡山に不在である。
否、26田中 奏一と15三村 真といったドリブル速度の速い選手たちが居ると考えるが、、15三村 真は賢いプレーをあるものの90分間走れるスタミナがなく、突破力は26田中 奏一程でもない。
一方で、26田中 奏一は、突破した後の判断が悪いのと、ドリブルを仕掛ける判断の悪さが目立つ。
得点分析で述べた通り、こういったハイレベルの試合では、フリーランの質の高さや視野の広さ、局面を読む力などが必要となる。
実は、現状サイドの二人がスタメンに付けているのは、こういった面に優れているからである。
具体的には、21加地 亮は、瞬間の判断に優れ、先制点の様にハイプレスに強く、意表を突くキープやパスで、局面を打開する。
そして、チームと連動したプレーで、サイドを攻略する。
サッカー選手として優れたテクニックや際立ったフィジカルがあった選手では無かったが、唯一運動量はあった。
しかし、そういった運動量のある選手だけなら多くいるが、21加地 亮には、得点分析で指摘したプレーで世界で渡り合った。
25田所 諒は、そういった部分では負けるものの走って欲しい所にしっかり走っている。
ドリブル突破で侵入出来るゾーンにランで侵入することを可能としている。
21加地 亮と違って、量で良い攻撃の形を作っている。
しかし、運動量の低下とフィジカルの低下が目立ってきており、そこは不安視すべき点である。
これだけでは、決定打に欠けるが、最大のポイントは、ドリブルよりパスの方が速いという事である。
24矢島 慎也という精度の高く、球足の速いロングパスを出せる選手がいる事で、パスセンスと運動量、フリーランの質に優れる二人が最大限生きる状況であり、綺麗な崩しでのサイド攻撃が目立っている。
実際にこの試合の得点シーンは、21加地 亮の一本のロングパスから始まったものであった。
勿論、ドリブルも有効であり、対戦相手やコンディションによって上手くドリブラーの選手を起用し、1点でも多くのゴールに繋げて欲しい。
5、MOM&MIP&満足度
MOM
「24矢島 慎也」
24矢島 慎也ゴールの凄さというのは、ゴールでの分析通りである。
他にもクロスバーに当たった豪快で惜しいミドルシュートもゴールシーン同様に素晴らしいシュートだった。
また、最近の24矢島 慎也のプレーはミスが減っただけではなく、上記でも少し触れた通り前線にしっかり付ける正確で面白い楔形パスというのが増えている。
勿論、繋がらない事も少なくないが、攻撃に速効性を生まれる事で、前線の選手がプレーするスペースがある状態で攻撃できる。
最近の攻撃の好調の要因は、その辺りにある。
また、今までの岡山のディフェンシブハーフには無かった得点力が加わり、総じてチームとしての得点力が上がった。
10千明 聖典と8渡邊 一仁という得点が限りなく0に近い組み合わせと違い、攻撃に厚みが出来た事で、接戦で勝利出来る試合が増えた。
最近の好調の理由の一つであり、彼がディフェンシブハーフとして成長した証でもあり、チームとしてのフィットして来たと言える。
今日は、ここまで試合で24矢島 慎也にとって会心の出来であり、今後の試合でも彼の活躍には期待したいところ。
MIP
「1佐藤 優也」
ゴール前での決定的ピンチで、13久保 裕一のシュートを体を投げ出して防いだ。
14押谷 祐樹のミドルシュートもしっかりセーブした。
24矢島 慎也のロングシュートで失点こそしたが、試合を通してみれば、守護神としての質の高いプレーを見せて、東京Vの同点ゴールを呼び込んで、勝ち点1に繋げた。
満足度
4点(10点満点)
先制ゴールには興奮したが、最後の決定機逸機というのが、アウェーでは目立つようになってきた。
チャンス自体の数も多い試合と少ない試合があり、どちらでもものに出来ないというのが、今季を含め、近年の岡山の課題である。
しかし、ゴールには確実に迫っており、チームとしての好調の良さが窺えた。
それでもやはりPO進出という目標に対して、勝利は絶対条件だっただけに勝ちたかった。
岡山から世界へ
To Be Continued
by 杉野 雅昭(masaaki sugino)
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