2015:A代表:親善試合:A:vsイラン「サッカーの本質と方向性」その4

4-3:課題を残した選手達

7柴崎 岳

スタメンながらボールに触る機械が少なかった。
受け手としてのポジショニングの悪さが際立った。
※訂正:イラク→イラン※の選手が近くにいたからと言っても17長谷部 誠があれだけ絡んだのに対して、対照的だった。
むしろ、守備で圧倒的に差がある17長谷部 誠の方が、攻守で上回っていた。
こういった組織力のあるチームに対しては、現状の7柴崎 岳にDHは、重荷である事は間違いない。

10香川 真司

少ない攻撃参加の時のミスの多さが目立った。
サイドへの展開や繋ぎのパスで、尽くカットされた事で、チャンスを何度も潰してしまった。
かといってシュートとまで持っていくことも出来なかった。
速攻と遅攻相互でもある程度、息のあった選手が居なければなかなか機能しない。

11宇佐美 貴史

守備に忙殺されたが、本来守備が得意な選手ではなく、ただスタミナを消耗して、攻める時の精度を欠くシーンが目立った。
スーパーサブとして出て来た時のパフォーマンスと、スタメンで出た時のパフォーマンスに差があり、守備への非常が大きくなるサイドハーフでのスタメンは、難しい。
ポジションを取るべき場所へしっかり走る事が出来てなかったり、ボール奪取やポジショニングによる守備が出来ておらず、ここは改善していかないといけない。
そう考えると現状でのスタメンでの起用は、難しい。

4-4:結果を残した選手

13清武 弘嗣

気が利いたプレーが目立った。
受け手としても出し手としてもトップ下として素晴らしい働きぶりを見せた。
14武藤 嘉紀へのスルーパスなどは、彼の真骨頂である。
今後もそういったパスで、チームを勝利に導いて欲しい。

19柏木 陽介

球離れの速さからのリズムを作るパス交換と、視野の広さから来ると的確なパス。
これら二つのパスで、攻撃を活性化した。
途中で、アシストを狙うスルーパスも見せるなど、短い時間ながら存在感を放った。

5、MOM&MIP&満足度

MOM

「21アシュカン・デジャガ」

再三日本の守備陣を掻き乱しゴールに迫った。
日本にとっては、嫌なプレーを再三仕掛けられて、脅威だった。
そして、PKを止められるも毀れ球を押し込んで、※訂正:イラク→イラン※にとって大きな先制点を決めた。

MIP

「8清武 弘嗣」

前項で述べた通り、日本の攻撃をスムーズにし、攻撃にリズムをもたらして、同点の流れを作り出した。
残念ながら逆転こそ出来なかったが、それを狙えた決定機も演出した。

満足度

5点(10点満点)

課題の多く、不満の多い試合。
しかし、それでも良い方向に進んでいるのは、分かった。
ここからどうチームを作っていくのか?
その辺りを時には優しく、時には厳しく見守っていきたい。

日本から世界へ 
To Be Continued

by 杉野 雅昭(masaaki sugino)

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