2015:J2:37節:H:vsツエーゲン金沢「9戦負けなしも射程圏外へ」その3
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杉野雅昭
2015年10月20日 23:49 visibility132
2-7:ポスト片山とポスト押谷
19片山 瑛一の代役の不在というのが、彼自身のパフォーマンス低下に繋がっている。
ポストプレーや体を張った競り合い、献身的な守備。
彼の負担は大きく、彼が居なくなると厳しくなる。
それ故に前線の3人の中で一番出場時間が長く、その分負担も大きくなっている。
その分、細かい精度に悪影響を及ぼしており、チームの勝ちきれない要因となっている。
明治大のエースストライカーと言える藤本 佳希君が、来季即戦力として行ける様なら終盤の投入で、劇的勝利というのが増えるのではないだろうか。
同じフィジカルモンスターで、スピードもあり当たりに強く、強烈なシュートを持っており、決定力がある。
私が監督ならば色々なプレーが出来る19片山 瑛一を起用して、勝負を決めに行くために藤本 佳希君を投入という形になるではないでしょうか。
ただ、実際のプレーを見てないので、ポスト14押谷 祐樹の可能性もある。
現状岡山の選手で一番ポストプレーが上手い。
プレスを受けた状態でもそれを打開するアイディアとテクニックを持っている。
足下がしっかりしているので、ポストプレーや収める事も出来る。
岡山で一番の1トップである。
13久保 裕一では高いだけで、ピンポイントで合わないと、現状では得点に繋げられない。
彼が出た時は、攻撃が単調になりがちで、綺麗な得点という形が少なくなっており、悪い意味で「試合を終わらせている」という試合が多い。
そこで、藤本 佳希君にはそういった繋ぎというよりは、得点に繋がるプレーに期待しての起用も十分あり得るだろう。
理想を考えれば、13久保 裕一ではなく、可能であれば来季に向けてランクアップできる選手のリストアップは必要と言える。
2-8:貪欲な攻撃
岡山の攻撃は、綺麗に崩すという哲学を持っている。
縦に速くという方向性の下、影山 雅永体制でもあった繋ぐ意識というポゼッションサッカーというのが影を薄めていたが、ここに来て、散見される様になってきた。
しかし、ロングパスとショートパス、ミドルパス。
その攻撃パターンは、多様化しており、中でもロングパスでも形が出来る様になってきている。
そういった攻撃が機能すれば、カウンターが受け辛い分、守備が安定する。
距離が長くなればパス成功率も下がるが、カウンターのリスクも低くなる。
逆に距離が短くなればパスの成功率も上がるが、カウンターのリスクも高くなる。
現状、状況に応じたパスの使い分けとそのパスを選択する事をチームとして、意思統一が出来ているシーンが多く、攻守のバランスが非常に良くなっている。
一方で、形への強い拘りというのが見えて、繋ぐ意識が非常に強い。
難しい事をやろうとして失敗するケースも多くない。
この辺りをどう考えるかは、チームスタイルによる所であるだろう。
しかし、こういった理想が高い分、機能した時に綺麗な崩しでのゴールというのが多い。
それが災いして、上位相手に対しては、個や組織の守備力の高さによりそこの成功率がガクッと下がり、シュートが打てずに終わる事が多い。
この点に関しては、個の力や組織の力の向上により、シュートレンジを長くしたり、シュートパターンを増やす事で、改善していくしかない。
19片山 瑛一の代役の不在というのが、彼自身のパフォーマンス低下に繋がっている。
ポストプレーや体を張った競り合い、献身的な守備。
彼の負担は大きく、彼が居なくなると厳しくなる。
それ故に前線の3人の中で一番出場時間が長く、その分負担も大きくなっている。
その分、細かい精度に悪影響を及ぼしており、チームの勝ちきれない要因となっている。
明治大のエースストライカーと言える藤本 佳希君が、来季即戦力として行ける様なら終盤の投入で、劇的勝利というのが増えるのではないだろうか。
同じフィジカルモンスターで、スピードもあり当たりに強く、強烈なシュートを持っており、決定力がある。
私が監督ならば色々なプレーが出来る19片山 瑛一を起用して、勝負を決めに行くために藤本 佳希君を投入という形になるではないでしょうか。
ただ、実際のプレーを見てないので、ポスト14押谷 祐樹の可能性もある。
現状岡山の選手で一番ポストプレーが上手い。
プレスを受けた状態でもそれを打開するアイディアとテクニックを持っている。
足下がしっかりしているので、ポストプレーや収める事も出来る。
岡山で一番の1トップである。
13久保 裕一では高いだけで、ピンポイントで合わないと、現状では得点に繋げられない。
彼が出た時は、攻撃が単調になりがちで、綺麗な得点という形が少なくなっており、悪い意味で「試合を終わらせている」という試合が多い。
そこで、藤本 佳希君にはそういった繋ぎというよりは、得点に繋がるプレーに期待しての起用も十分あり得るだろう。
理想を考えれば、13久保 裕一ではなく、可能であれば来季に向けてランクアップできる選手のリストアップは必要と言える。
2-8:貪欲な攻撃
岡山の攻撃は、綺麗に崩すという哲学を持っている。
縦に速くという方向性の下、影山 雅永体制でもあった繋ぐ意識というポゼッションサッカーというのが影を薄めていたが、ここに来て、散見される様になってきた。
しかし、ロングパスとショートパス、ミドルパス。
その攻撃パターンは、多様化しており、中でもロングパスでも形が出来る様になってきている。
そういった攻撃が機能すれば、カウンターが受け辛い分、守備が安定する。
距離が長くなればパス成功率も下がるが、カウンターのリスクも低くなる。
逆に距離が短くなればパスの成功率も上がるが、カウンターのリスクも高くなる。
現状、状況に応じたパスの使い分けとそのパスを選択する事をチームとして、意思統一が出来ているシーンが多く、攻守のバランスが非常に良くなっている。
一方で、形への強い拘りというのが見えて、繋ぐ意識が非常に強い。
難しい事をやろうとして失敗するケースも多くない。
この辺りをどう考えるかは、チームスタイルによる所であるだろう。
しかし、こういった理想が高い分、機能した時に綺麗な崩しでのゴールというのが多い。
それが災いして、上位相手に対しては、個や組織の守備力の高さによりそこの成功率がガクッと下がり、シュートが打てずに終わる事が多い。
この点に関しては、個の力や組織の力の向上により、シュートレンジを長くしたり、シュートパターンを増やす事で、改善していくしかない。
その4に続く。
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