2015:J2:37節:H:vsツエーゲン金沢「9戦負けなしも射程圏外へ」その2
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杉野雅昭
2015年10月20日 23:47 visibility111
2、観戦レポート
2-1:対照的なチーム状況
ここまで8戦負けなしで、ホーム4連勝中の岡山に対して、17戦勝ちなしの金沢。
序盤の序盤に好スタートを切ったが、徐々に失速し落ちるところまで落ちていた岡山。
対しては、金沢は序盤から中盤にかけて、好調を維持していた。
しかし、中盤以降勝てない試合が続き、勝ち星から遠ざかっており、J2という魔境の恐ろしさを感じている事だろう。
さて、そういったシーズンを戦ってきた両チームがプライドをかけて戦うアラウンド・ザ・日本三名園の最終戦。
順位があるかどうかわからないが、岡山が勝てば初代チャンピョンだったこの試合。
アラウンド・ザ・日本三名園に関するイベントとセブンイレブン関係のイベントなどの様々な催しがあり、大いに盛り上がった。
試合の方もPO圏への僅かな可能性が残る両チームにとって勝利が絶対条件だったこの試合という事で、熱戦必至。
2-2:明確なプランの違い
主体的に攻めていく岡山に対して、スペースを消して守備を固めて、セットプレーとカウンターという狙いを持って戦う金沢が、岡山の攻撃を迎え撃った。
岡山のDFラインには、ほぼ寄せが無く、自由に回せた。
しかし、岡山の方も決め手を欠き、金沢の狙い通りの展開とも言えた。
それでも岡山は、DHの二人から効果的楔形パスを通し、そこから良い距離感からのパスワークでの攻略を目指した。
岡山は、形は作るもののシュートまで行けなかった。
金沢の方もシュートは打っても可能性の低いシュートが多かった。
2-3:攻略まで後少しも精度を欠く
パス交換から裏へ抜け出した19片山 瑛一がシュートを外したり、35岩政 大樹のフィード一本で、裏へ抜け出した19片山 瑛一がヘッドを放つもGK正面で再び止められた。
その後、14押谷 祐樹が、人数が不十分だった金沢のDFに対して、ミドルシュートまで持っていき、枠内に飛んでいたが、キャッチされてしまった。
逆に金沢は、シュートを打っていたものの決定機らしい決定機は、11ジャーン・モーゼルが裏へ抜け出したぐらいだが、シュートまで行けなかった。
前半は、岡山の攻めた時のリスクマネジメントと前線からのハイプレスと、岡山のスタイルである走力とポゼッションが融合したサッカーで、攻守で金沢を圧倒したと言っても良い前半だった。
しかし、そういった内容を含めて、無失点に抑えたという意味では、金沢の狙い通りの展開であっただろう。
2-4:勝負を決めに来た両チームの後半
金沢は、方針に大きな変化はなかったが、チャンスと見た時の一気呵成の攻撃は迫力があった。
そのカウンター時に一度凄い数をかけた攻撃や練度の高いセットプレーは、脅威だった。
外してくれた事で無失点になったが、岡山は危ないシーンがあったのも確か。
それでも決定機は圧倒的に岡山が多かった。
19片山 瑛一からの33伊藤 大介のパスからGKと1対1になったシーンで吹かしたり、14押谷 祐樹が裏へ抜け出してシュートもゴール横に外れた、19片山 瑛一が裏へのボールに飛び出したGKより先に触ってヘッドもクロスバーの上を超えて行った。
何れも枠を捉えることなく、1点が遠かった。
結局、最後まで目の離せなかったこの試合は、スコアレスドローに終わった。
2-5:PO射程圏外へ
残り試合数≧勝ち点差であれば基本射程圏内なのだが、残念ながらそこからも漏れた。
9試合無敗となったが、勝ちきれない試合というのが目立った。
しかし、9試合無敗は、下位相手の試合が多く、実は上位相手にあまり勝ててない事を考えれば、中位である東京Vと金沢とのドローは、岡山らしいと言える。
それでも内容を考えれば勝っておきたい試合だった。
2-6:残り試合
どうせなら無敗記録。
理想を言えば、全勝して気持ちよく来季に繋げたい。
千葉と熊本戦が意味を持つ試合にしたい。
消化試合とはしたくない。
させないためにも機能して安定している守備を武器に1-0といった試合でも良いのでしぶとく勝って行く。
そして、過去最高の7位以上を目指して行きたい。
厳しい状況だが、もっと上を狙える立ち位置ではある。
2-1:対照的なチーム状況
ここまで8戦負けなしで、ホーム4連勝中の岡山に対して、17戦勝ちなしの金沢。
序盤の序盤に好スタートを切ったが、徐々に失速し落ちるところまで落ちていた岡山。
対しては、金沢は序盤から中盤にかけて、好調を維持していた。
しかし、中盤以降勝てない試合が続き、勝ち星から遠ざかっており、J2という魔境の恐ろしさを感じている事だろう。
さて、そういったシーズンを戦ってきた両チームがプライドをかけて戦うアラウンド・ザ・日本三名園の最終戦。
順位があるかどうかわからないが、岡山が勝てば初代チャンピョンだったこの試合。
アラウンド・ザ・日本三名園に関するイベントとセブンイレブン関係のイベントなどの様々な催しがあり、大いに盛り上がった。
試合の方もPO圏への僅かな可能性が残る両チームにとって勝利が絶対条件だったこの試合という事で、熱戦必至。
2-2:明確なプランの違い
主体的に攻めていく岡山に対して、スペースを消して守備を固めて、セットプレーとカウンターという狙いを持って戦う金沢が、岡山の攻撃を迎え撃った。
岡山のDFラインには、ほぼ寄せが無く、自由に回せた。
しかし、岡山の方も決め手を欠き、金沢の狙い通りの展開とも言えた。
それでも岡山は、DHの二人から効果的楔形パスを通し、そこから良い距離感からのパスワークでの攻略を目指した。
岡山は、形は作るもののシュートまで行けなかった。
金沢の方もシュートは打っても可能性の低いシュートが多かった。
2-3:攻略まで後少しも精度を欠く
パス交換から裏へ抜け出した19片山 瑛一がシュートを外したり、35岩政 大樹のフィード一本で、裏へ抜け出した19片山 瑛一がヘッドを放つもGK正面で再び止められた。
その後、14押谷 祐樹が、人数が不十分だった金沢のDFに対して、ミドルシュートまで持っていき、枠内に飛んでいたが、キャッチされてしまった。
逆に金沢は、シュートを打っていたものの決定機らしい決定機は、11ジャーン・モーゼルが裏へ抜け出したぐらいだが、シュートまで行けなかった。
前半は、岡山の攻めた時のリスクマネジメントと前線からのハイプレスと、岡山のスタイルである走力とポゼッションが融合したサッカーで、攻守で金沢を圧倒したと言っても良い前半だった。
しかし、そういった内容を含めて、無失点に抑えたという意味では、金沢の狙い通りの展開であっただろう。
2-4:勝負を決めに来た両チームの後半
金沢は、方針に大きな変化はなかったが、チャンスと見た時の一気呵成の攻撃は迫力があった。
そのカウンター時に一度凄い数をかけた攻撃や練度の高いセットプレーは、脅威だった。
外してくれた事で無失点になったが、岡山は危ないシーンがあったのも確か。
それでも決定機は圧倒的に岡山が多かった。
19片山 瑛一からの33伊藤 大介のパスからGKと1対1になったシーンで吹かしたり、14押谷 祐樹が裏へ抜け出してシュートもゴール横に外れた、19片山 瑛一が裏へのボールに飛び出したGKより先に触ってヘッドもクロスバーの上を超えて行った。
何れも枠を捉えることなく、1点が遠かった。
結局、最後まで目の離せなかったこの試合は、スコアレスドローに終わった。
2-5:PO射程圏外へ
残り試合数≧勝ち点差であれば基本射程圏内なのだが、残念ながらそこからも漏れた。
9試合無敗となったが、勝ちきれない試合というのが目立った。
しかし、9試合無敗は、下位相手の試合が多く、実は上位相手にあまり勝ててない事を考えれば、中位である東京Vと金沢とのドローは、岡山らしいと言える。
それでも内容を考えれば勝っておきたい試合だった。
2-6:残り試合
どうせなら無敗記録。
理想を言えば、全勝して気持ちよく来季に繋げたい。
千葉と熊本戦が意味を持つ試合にしたい。
消化試合とはしたくない。
させないためにも機能して安定している守備を武器に1-0といった試合でも良いのでしぶとく勝って行く。
そして、過去最高の7位以上を目指して行きたい。
厳しい状況だが、もっと上を狙える立ち位置ではある。
その3に続く。
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