2013:J2:14節:A:ガイナーレ鳥取VSファジアーノ岡山「低調なパフォーマンスで、ファジ足踏みし、一歩後退」

鳥取VS岡山:0-0
得点者:なし
観客数:5426人

1、チーム情報&評点

審判

主審:森川 浩次:6.5
副審:岩田 浩義、山村
将弘:6.5

A:岡山

監督

影山 雅永:6.0

スタメン

9荒田 智之:6.0、14押谷 祐樹:6.0
18関戸
健二:5.0
8石原 崇兆:5.5、10千明 聖典:6.0、7仙石 廉:6.0、2沢口 雅彦:5.5
5植田 龍仁朗:6.0、6竹田
忠嗣:6.5、3後藤 圭太:6.0
1中林 洋次:7.0

リザーブ

GK:21真子 秀典
DF:4近藤 徹志
MF:26田中
奏一、35島田 譲
FW:11桑田 慎一郎、38三村 真、19久木田 紳吾

途中交代

18関戸 健二→19久木田 紳吾:6.0、2沢口 雅彦→11桑田
慎一郎:6.0、14押谷 祐樹→38三村 真:6.0

 

H:鳥取

監督

小村 徳男:5.5

スタメン

13久保 裕一:6.0
26永里 源気:6.5、24廣田
隆治:6.0
25奥山 泰裕:5.5、15田中 雄大:5.5、7横竹 翔:6.0、18尾崎 瑛一郎:5.5
22森 英二郎:6.0、3柳楽
智和:6.0、28林堂 眞:6.0
21杉本 拓也:7.0

リザーブ

GK:48小針 清允
DF:23三浦 修
MF:10実信
憲明、17鶴見 聡貴、30岡野 雅行
FW:11岡本 達也、19住田 貴彦

途中交代

24廣田 隆治→19住田 貴彦:6.0、28林堂 眞→23三浦
修:評価不可

2、MOM

「1中林 洋次」

被シュート12本という猛攻を受けたが、無失点に抑えた。
1中林
洋次の活躍無しに勝ち点1を得る事は、できなかった。
彼が居るからこそ岡山の失点数の少なさがあるという事を改めて実感できた。
今後も岡山ゴールを守る守護神としての活躍に期待したい。

3、レビュー

H:鳥取

正直個で、やられたという印象は持ちませんでした。
急造の3バックであり、ここ最近勝ててない事を考慮しても陰陽ダービーという特別な試合という事もあり、選手のモチベーションが、あがったのかなと思います。
気持ちが、大変伝わってきました。
ただ、最後の決めるという部分では、決定力不足というのが、響いたのかと感じます。
組織の面で、3バックを採用する事で、個の弱点を目立たない様に出来ていた。
後は、やはりこの路線で、やっていくという確固たる信念が、必要になると思います。
積極的に補強を進めたり、募金で、野人スタジアムを作ったりと、皮を破ろうという強い気概と言う物を感じます。
地域とともにここからクラブの歴史を歩んでいって欲しいなと思います。

A:岡山

A-1、14押谷
祐樹と9荒田 智之の2トップ気味の布陣に関して

個人的に14押谷
祐樹をOH(オフェンシブハーフ)として起用するよりは、FWよりのST(セカンドトップ)で、起用する方が良いと思います。
二人とも回数は、少なかったもののゴールに迫り、持ち味を発揮してくれました。
後は、彼らに良いパスを通すOHの選手ですね。
そこを誰かにするかです。
正直18関戸
健二、11桑田 慎一郎、8石原
崇兆といった主にOHとして起用される選手達は、正直得点の匂いがしません。
だからこそアシストメインで、考える方が良いと思います。
そう考えると得点は、CFの9荒田
智之とSTの14押谷
祐樹に任せる方が良いと思います。
無理に多様性を持たせるよりは、そういったシンプルな作戦の方が、選手もやり易い。
実際、ここまでOHとして起用されていた試合より、STやCFとして起用された方が、持ち味を14押谷
祐樹は、発揮できていて良いと思います。

A-2、スルーパスとクロスからのアシスト数に関して

綺麗に崩す。
今季の岡山は、そういったシーンが、少ない。
そういった中で、7仙石
廉のスルーパスというのが、形が出来つつあるのは嬉しい兆候。
元々10千明 聖典は、下がり目で、守備。
7仙石
廉は、上がり目で、攻撃。
といった構図になっているためそういったパスを出し易いというのもあるが、10千明
聖典もそういったパスをもっと狙って欲しい。
一方で、ダイレクトパスを繋いで、崩す様なパスとのバランスもとりつつ魅力的パスサッカーも展開して欲しい。
昨季そういったスタイルだったので、決して無理では無い筈。

また、26田中
奏一が、WBの中では、一番得点の匂いがするクロスをあげる事ができている。
それだけではなく、仕掛ける事も出来るので、運動量とポジショニング、守備などが、上達すれば、メインは、26田中
奏一になるだろう。
2沢口 雅彦は、確かに運動量豊富だが、クロス精度に関しては、酷いものがある。
サッカーの本質を考えるならば26田中
奏一が、自然ではある。
正直引き抜かれても不思議でも無いパフォーマンス。
岡山が、彼を必要としているぐらいの起用方をすべきであると思う。

この2選手以外の選手であるならば、5植田
龍仁朗。
パスミスこそ多いが、良い所を目につけている。
視野は、狭くは無い。
むしろ広いぐらいだが、状況判断が極めて悪い。
山形戦の25田所
諒へのアシストといったパスの様に狙いは良い。
ただ、いくら狙いが良くてもパスの正否を瞬時に判断する力を養っていって欲しい。

現在こういった狙いのあるパスやクロスを入れれるか。
今後増やしていって、決定機を増やして、得点を増やしていきたい。

A-3、18関戸
健二に関して

こうして、当ブログで、何度か彼について言及してきまたが、今回もまた出来が悪かった。
運動量に関しては、申し分ないのですが、プレイが、多岐に渡っている事。
激しい寄せをいなせるだけのテクニックの欠如。
こういった理由もあり、持ち味を発揮出来てない。
この試合では、11桑田
慎一郎が、途中出場して、良いパフォーマンスをみせていたが、やはり、途中で入った選手と言うのは、フレッシュで、最初から出ている選手とは違う。
なので、一概に11桑田
慎一郎や8石原 崇兆が良いとは言い難い。
まぁ、8石原 崇兆の判断ミスが、目立つものの11桑田 慎一郎や18関戸
健二より良い存在感は、ありますね。
どんなに悪くても一番悪くてもバランスが良いのは、18関戸
健二だと思っています。
その理由として、OHとDHが、出来るというユーティリティ性。
前を向いた時の状況判断とパスセンス。
昨季3得点という結果を残す事ができた決定力。
彼が、活きないのは、チームとして劣勢に立っている事が理由と挙げられます。
やはり、前を向いて比較的フリーでプレイする。
そういった状況が、少ない。
前線で、ポストプレイが出来る川又
堅碁、チアゴ、金
民均(キム・ミンキュン)といった選手が、居なくなったのは、やはり大きいと思います。
そういった意味では、昨季以上にOHの選手が、活躍しにくくなっています。
ポストプレイが、出来れば前を向いてプレイできますからね。
今季の試合を見ていると、18関戸
健二、11桑田 慎一郎、8石原
崇兆といった選手が、パスの起点として受ける形が多くなっています。
これではやはり、なかなか前を向けない。
何せパスは、後ろから来ますからね。
だから良い形で、ボールを持てない。
しかし、18関戸
健二、11桑田 慎一郎、8石原 崇兆には、こういったプレイを打破できる方法を早くみつけて欲しいと思っています。
現状では、実績と実力で、18関戸
健二がリードしていますが、実力的には、横一線だと思うので、誰がスタメンを勝ちとるのか楽しみではあります。
個人的には、怪我中の17鈴木
崇文の復帰及びスタメンへの名乗りや38三村 真のスタメンという新たな選択肢というのもありだと思います。

4、満足度

3点(10点満点)

堅守とは言え、下位相手に勝ち点3を得れなかったのは痛い。
昇格を目指すためにもこういった下位相手に勝ち点3を取れない様では厳しい。
上位のチームに対して未だ勝利0と苦戦が続くファジアーノ。
まだ、パフォーマンスが上がって来ない中で、粘り強いサッカーを続けているが、粘り強いの粘りをとった強いサッカーが、出来るようになるかどうか。
今後の岡山の戦いに注目していきたい。

岡山から世界へ

To Be Continued

by 杉野 雅昭(masaaki
sugino)

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