2016:J2:9節:H:vsモンテディオ山形「この敗戦は次に繋がるのか?」その2
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杉野雅昭
2016年04月27日 22:31 visibility90
2、戦評
この試合前まで暫定3位という好位置につけた岡山。
迎える相手はここまで勝利が無い山形。
開始早々10矢島 慎也の強烈なミドルシュートがあるなど、アグレッシブに攻める。
しかし、ボールキープ力があり、セカンドボールを拾う山形が主導権を握る。
岡山は、なかなか前線に良い形でボールが入らず、連動性も欠けた。
後半に入って、14押谷 祐樹を投入し、攻撃が改善する。
しかし、一瞬の隙を突いた山形の8林 陵平が先制ゴールを決める。
クロスをクリアしてからのカウンターで右サイドを駆け上がった11ディエゴが、クロスを入れ26永藤 歩が落として、最後に8林 陵平が、押し込むというゴールだった。
岡山はそこから怒涛の反撃を試みるもクロスバーや1山岸 範宏の好守の前に同点ゴールを奪えず、試合終了。
山形は、粘り強く守り、嬉しい今季初勝利。
逆に岡山は、上位との差を詰める機会を逃し、暫定5位に後退した。
3、試合評
攻撃評価:D
24赤嶺 真吾と20藤本 佳希、7伊藤 大介の3人の連動性に欠けて、距離感が悪い事で孤立する事が多く、攻撃の形が作れていなかった。
これは、14押谷 祐樹投入後に攻撃が活性化した事を考えても明らかである。
しかし、20藤本 佳希も3人に囲まれても怯まず、突破を試みる。
こういった強引さが今までの岡山の選手には無かった。
スピードやフィジカルの強さを持ったフィジカルモンスターであり、キャンプに参加出来なかった、連携の部分の遅れを取り戻す事が出来れば、自然に活躍するだろう。
そういった意味で、この試合では、勝ち点を落としてしまったが、長期的目線で考えれば、十分回収できると言える。
次節は、怪我してから慎重に起用を控えて来たが、今節の試合での活躍で14押谷 祐樹をスタメンで起用出来る目途が立ったという事で、スタメン復帰濃厚。
20藤本 佳希も途中必要で出場した際には、良いプレーを見せており、30豊川 雄太と競わせつつ、チームにフィットさせていくという方針を続けて行けば、重要な戦力として活躍してくれる事は、間違いない。
また、11三村 真が、久々に出場し、今後更に競争が増し、より高い攻撃力アップに繋がっていく事が予測される。
終盤のパワープレーももう少し押し上げて、ゴール前でのシーンを増やして行かないと、ゴールに遠くなる。
これは、意図的に裏のスペースを狙っているのか。
それとも焦って早く蹴り過ぎているのか。
それによって、評価は、変わってくる。
守備評価:D
失点こそ1失点ではあるが、技術力と身体能力を活かしたドリブルでのボールキープと仕掛けの前に奪いきれず、シュートまで行かれるシーンが目立った。
岡山には、ドリブラーが少ない事もあり、伝統的にドリブルで崩される事が多いが、この試合でも危ないシーンを何度も作られた。
また、セカンドボールをこの試合では、山形に拾われた事により、波状攻撃を仕掛ける機会も少なく、逆にカウンターを受けるシーンが目立った。
ポジショニングのバランスやクロスを受けた時のな中のポジショニングには、改善の余地がある。
後、気になるのは10矢島 慎也の守備の軽さ。
ボールを奪いに行って突破されるシーンやいなされるシーンが目立った。
開幕からそういった判断の悪さが目立っている。
5渡邊 一仁が居れば、その守備を補う事が出来ていたが、17島田 譲では、不十分と言える。
今後10矢島 慎也がDHとしてプレーしたいならその部分で成長出来なければ、他チームにステップアップした時にスタメンを狙う上で、弱点になってしまう。
ここの部分で、どれだけ成長していくのかが楽しみである。
采配評価:C
長いシーズンで考えた起用が出来ているとみている。
ベストメンバーで、常に行くのではなく、怪我の再発をリスクを考えた起用。
そして、結果を求めつつも育成も考えた起用。
こういった起用は、長期的な視点での勝ち点獲得を考えた起用と言える。
また、チーム状況を考えて、スタメンとベンチのメンバーをバランス良く決めるのか。
それとも、チーム状況を考えつつも、スタメンとベンチのバランスを崩しても自分達のスタイルを重視した起用をみせるのか。
前線の選手が13久保 裕一、9岡本 英也、30豊川 雄太、14押谷 祐樹の4人がベンチ入りした。
それに対して、守備的な選手は、2沢口 雅彦のみ。
後は、攻撃的なポジションなら大体出来る11三村 真。
こういったメンバーを見る限り後者と言える。
その結果、ベンチメンバーのバランスが悪いが、形を崩さず、継続性を大事にする。
非常に強い意志を持った指揮官とも言えるし、頑固な指揮官ともいえる。
バランスを重視するなら7伊藤 大介をDHで起用する事も考えられたが、2トップと1トップを併用できるスタメンを選んだ。
1試合1試合を大事にしているが、目先の結果よりは、1シーズンで考えた采配と言える。
この辺りを結果と内容のバランスをどうとっていくのか。
目の前の結果を出しつつ積み重ねを出来るのか。
その辺りの采配に、今後は注目したい。
この試合前まで暫定3位という好位置につけた岡山。
迎える相手はここまで勝利が無い山形。
開始早々10矢島 慎也の強烈なミドルシュートがあるなど、アグレッシブに攻める。
しかし、ボールキープ力があり、セカンドボールを拾う山形が主導権を握る。
岡山は、なかなか前線に良い形でボールが入らず、連動性も欠けた。
後半に入って、14押谷 祐樹を投入し、攻撃が改善する。
しかし、一瞬の隙を突いた山形の8林 陵平が先制ゴールを決める。
クロスをクリアしてからのカウンターで右サイドを駆け上がった11ディエゴが、クロスを入れ26永藤 歩が落として、最後に8林 陵平が、押し込むというゴールだった。
岡山はそこから怒涛の反撃を試みるもクロスバーや1山岸 範宏の好守の前に同点ゴールを奪えず、試合終了。
山形は、粘り強く守り、嬉しい今季初勝利。
逆に岡山は、上位との差を詰める機会を逃し、暫定5位に後退した。
3、試合評
攻撃評価:D
24赤嶺 真吾と20藤本 佳希、7伊藤 大介の3人の連動性に欠けて、距離感が悪い事で孤立する事が多く、攻撃の形が作れていなかった。
これは、14押谷 祐樹投入後に攻撃が活性化した事を考えても明らかである。
しかし、20藤本 佳希も3人に囲まれても怯まず、突破を試みる。
こういった強引さが今までの岡山の選手には無かった。
スピードやフィジカルの強さを持ったフィジカルモンスターであり、キャンプに参加出来なかった、連携の部分の遅れを取り戻す事が出来れば、自然に活躍するだろう。
そういった意味で、この試合では、勝ち点を落としてしまったが、長期的目線で考えれば、十分回収できると言える。
次節は、怪我してから慎重に起用を控えて来たが、今節の試合での活躍で14押谷 祐樹をスタメンで起用出来る目途が立ったという事で、スタメン復帰濃厚。
20藤本 佳希も途中必要で出場した際には、良いプレーを見せており、30豊川 雄太と競わせつつ、チームにフィットさせていくという方針を続けて行けば、重要な戦力として活躍してくれる事は、間違いない。
また、11三村 真が、久々に出場し、今後更に競争が増し、より高い攻撃力アップに繋がっていく事が予測される。
終盤のパワープレーももう少し押し上げて、ゴール前でのシーンを増やして行かないと、ゴールに遠くなる。
これは、意図的に裏のスペースを狙っているのか。
それとも焦って早く蹴り過ぎているのか。
それによって、評価は、変わってくる。
守備評価:D
失点こそ1失点ではあるが、技術力と身体能力を活かしたドリブルでのボールキープと仕掛けの前に奪いきれず、シュートまで行かれるシーンが目立った。
岡山には、ドリブラーが少ない事もあり、伝統的にドリブルで崩される事が多いが、この試合でも危ないシーンを何度も作られた。
また、セカンドボールをこの試合では、山形に拾われた事により、波状攻撃を仕掛ける機会も少なく、逆にカウンターを受けるシーンが目立った。
ポジショニングのバランスやクロスを受けた時のな中のポジショニングには、改善の余地がある。
後、気になるのは10矢島 慎也の守備の軽さ。
ボールを奪いに行って突破されるシーンやいなされるシーンが目立った。
開幕からそういった判断の悪さが目立っている。
5渡邊 一仁が居れば、その守備を補う事が出来ていたが、17島田 譲では、不十分と言える。
今後10矢島 慎也がDHとしてプレーしたいならその部分で成長出来なければ、他チームにステップアップした時にスタメンを狙う上で、弱点になってしまう。
ここの部分で、どれだけ成長していくのかが楽しみである。
采配評価:C
長いシーズンで考えた起用が出来ているとみている。
ベストメンバーで、常に行くのではなく、怪我の再発をリスクを考えた起用。
そして、結果を求めつつも育成も考えた起用。
こういった起用は、長期的な視点での勝ち点獲得を考えた起用と言える。
また、チーム状況を考えて、スタメンとベンチのメンバーをバランス良く決めるのか。
それとも、チーム状況を考えつつも、スタメンとベンチのバランスを崩しても自分達のスタイルを重視した起用をみせるのか。
前線の選手が13久保 裕一、9岡本 英也、30豊川 雄太、14押谷 祐樹の4人がベンチ入りした。
それに対して、守備的な選手は、2沢口 雅彦のみ。
後は、攻撃的なポジションなら大体出来る11三村 真。
こういったメンバーを見る限り後者と言える。
その結果、ベンチメンバーのバランスが悪いが、形を崩さず、継続性を大事にする。
非常に強い意志を持った指揮官とも言えるし、頑固な指揮官ともいえる。
バランスを重視するなら7伊藤 大介をDHで起用する事も考えられたが、2トップと1トップを併用できるスタメンを選んだ。
1試合1試合を大事にしているが、目先の結果よりは、1シーズンで考えた采配と言える。
この辺りを結果と内容のバランスをどうとっていくのか。
目の前の結果を出しつつ積み重ねを出来るのか。
その辺りの采配に、今後は注目したい。
その3に続く。
sell2016年ファジアーノ岡山
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