2016:J2:11節:A:vs横浜FC「連戦を考慮した采配ずばり」その2
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杉野雅昭
2016年05月05日 01:25 visibility100
2、戦評
ここに来て失速気味の岡山。
対して、ここに来て勝ち点を稼いでいる横浜。
チームの状態が違う両チームだが、上位に食らい付くためにも勝利が欲しいという試合。
立ち上がりに岡山の30豊川 雄太が、GK1渋谷 飛翔との1対1を決めきれなかった。
得点の予感を感じるプレーがファーストシュートだったために点が動く予感こそしたが、両チーム守備から入り、その後はなかなかチャンスを作れなかった。
横浜も14イバの強烈なミドルシュートがあったが決めきれず。
岡山が、どちらかと言えばボール保持するもなかなかシュートまで行けなかった。
0-0のまま前半終了。
後半に入ると打って変わって両チームアグレッシブな入りを見せる。
攻守の入れ替わりが速く、目まぐるしい展開。
しかし、質の高い攻撃をみせた岡山が先制点を決める。
30豊川 雄太が、上手いボールタッチで、対応した5西河 翔吾をかわすと、ライン際からマイナスのクロス。
これにスペースに飛び込んだ24赤嶺 真吾が、上手く合わせて、今季初ゴール。
横浜も反撃を試みるも決定機を作れず、岡山の集中した守りが光る。
横浜は、190センチを超える14イバと39大久保 哲哉ツインタワーで、活路を見い出そうとする。
その策の効果がなかなか出ず、2沢口 雅彦のミス絡みの39大久保 哲哉のシュートというシーンぐらい。
逆に岡山が、そのミスした2沢口 雅彦のパスを受けた30豊川 雄太が巧く、向き直すと角度の無い所からシュート。
至近距離からの強烈なシュートにGK1渋谷 飛翔も触れず、決定機な得点となった。
そのまま岡山が逃げ切り、暫定5位浮上。
横浜は、ホームで久々の敗戦となった。
3、試合評
A:岡山
攻撃評価:B
30豊川 雄太の裏を突く特徴が、攻撃の軸として機能。
19片山 瑛一が、左サイドに移ると6竹田 忠嗣との好連携をみせて、攻撃が活性化。
19片山 瑛一は、ライン際まで切り込んでクロスよりは、カットインしてクロスを入れたり、組み立てりする方が、やり易い様である。
逆に交代するまで左サイドでプレーしていた11三村 真の持ち味のドリブルだが、突破成功率をもっともっと上げて行きたい。
一方で、スピードに乗った時のドリブルは、非常に魅力的。
クロスまでは行けなかったが、自陣深くのインターセプトから横浜ゴールライフ付近まで、駆け上がったプレーは良かった。
24赤嶺 真吾の得点シーンに関しては、本人曰く得意な形という事で、そういったプレーを増やして行けば、今後も得点を重ねて行ってくれるだろう。
難しいボールだったが、巧く合わせての素晴らしいゴールだった。
山形戦でもクロスバーに当たった惜しいシーンも10矢島 慎也の精度の高いクロスであり、良いクロスを24赤嶺 真吾に出すことが出来れば、得点力が上がる事は間違いない。
守備評価:B
どちらかと言えば、パワー系の攻撃の横浜という事もあり、比較的うまく対応出来た。
効果的なドリブルやパスワークというタイプではなく、1対1での対応及び、空中戦でしっかり競り合いセカンドボールのケア。
こういった部分が35岩政 大樹に中心に比較的対応し易く、実際上手く出来ていた。
また、30豊川 雄太、24赤嶺 真吾、7伊藤 大介の状況に応じたハイプレスも効果的だった。
そこで相手のミスを誘発するというシーンを増やして行きたい。
采配評価:B
14押谷 祐樹を起用せずに30豊川 雄太のスタメン起用が当たった。
また、今まで逃げ切りに失敗する事も多かったが、39篠原 弘次郎の守備固めにより、2沢口 雅彦が、CHに上げて、そこからアシストも生まれた。
守備的な選手の必要性を感じている中で、チームとしての勝ち方に一つの形を見出した。
また、14押谷 祐樹がベンチにいる中、30豊川 雄太を引っ張った事で、勝ち越しゴールも生まれた。
最近の傾向である早い時間帯での交代選手の起用は、この試合では、流れが良かったので、慎重にした策がが当たった。
こういった試合を如何に増やして行けるかが、今後の課題。
総合評価:B
正直な所チームという組織力の部分では、まだまだ完成度は低い。
どちらかと言えば、個の部分に頼る部分が多い。
しかしまずは、個を活かす戦いから入り、その後組織に着手という考え方もある。
組織として個が生きるとは言えるが、継続性の下で、そういった組織は完成している。
クラブとしての歴史を考えれば、広島や東京Vの様な今よりもう一段回上の独自のスタイル確立出来るかどうか。
山口と町田といった両チームは、そこの部分が出来ているから岡山の上に居る。
「ハードワーク」と「献身性」といったワードが浮かぶが、攻守の具体的なスタイル。
そういった物が下部組織からの確立していく事が出来れば、より上を目指せる。
監督のコメントにもあった堅守速攻に加えて、堅守遅攻も出来る様になれば、より安定して得点が出来る筈。
そこの部分にしっかり取り組んで連勝出来るチームになって欲しい。
ここに来て失速気味の岡山。
対して、ここに来て勝ち点を稼いでいる横浜。
チームの状態が違う両チームだが、上位に食らい付くためにも勝利が欲しいという試合。
立ち上がりに岡山の30豊川 雄太が、GK1渋谷 飛翔との1対1を決めきれなかった。
得点の予感を感じるプレーがファーストシュートだったために点が動く予感こそしたが、両チーム守備から入り、その後はなかなかチャンスを作れなかった。
横浜も14イバの強烈なミドルシュートがあったが決めきれず。
岡山が、どちらかと言えばボール保持するもなかなかシュートまで行けなかった。
0-0のまま前半終了。
後半に入ると打って変わって両チームアグレッシブな入りを見せる。
攻守の入れ替わりが速く、目まぐるしい展開。
しかし、質の高い攻撃をみせた岡山が先制点を決める。
30豊川 雄太が、上手いボールタッチで、対応した5西河 翔吾をかわすと、ライン際からマイナスのクロス。
これにスペースに飛び込んだ24赤嶺 真吾が、上手く合わせて、今季初ゴール。
横浜も反撃を試みるも決定機を作れず、岡山の集中した守りが光る。
横浜は、190センチを超える14イバと39大久保 哲哉ツインタワーで、活路を見い出そうとする。
その策の効果がなかなか出ず、2沢口 雅彦のミス絡みの39大久保 哲哉のシュートというシーンぐらい。
逆に岡山が、そのミスした2沢口 雅彦のパスを受けた30豊川 雄太が巧く、向き直すと角度の無い所からシュート。
至近距離からの強烈なシュートにGK1渋谷 飛翔も触れず、決定機な得点となった。
そのまま岡山が逃げ切り、暫定5位浮上。
横浜は、ホームで久々の敗戦となった。
3、試合評
A:岡山
攻撃評価:B
30豊川 雄太の裏を突く特徴が、攻撃の軸として機能。
19片山 瑛一が、左サイドに移ると6竹田 忠嗣との好連携をみせて、攻撃が活性化。
19片山 瑛一は、ライン際まで切り込んでクロスよりは、カットインしてクロスを入れたり、組み立てりする方が、やり易い様である。
逆に交代するまで左サイドでプレーしていた11三村 真の持ち味のドリブルだが、突破成功率をもっともっと上げて行きたい。
一方で、スピードに乗った時のドリブルは、非常に魅力的。
クロスまでは行けなかったが、自陣深くのインターセプトから横浜ゴールライフ付近まで、駆け上がったプレーは良かった。
24赤嶺 真吾の得点シーンに関しては、本人曰く得意な形という事で、そういったプレーを増やして行けば、今後も得点を重ねて行ってくれるだろう。
難しいボールだったが、巧く合わせての素晴らしいゴールだった。
山形戦でもクロスバーに当たった惜しいシーンも10矢島 慎也の精度の高いクロスであり、良いクロスを24赤嶺 真吾に出すことが出来れば、得点力が上がる事は間違いない。
守備評価:B
どちらかと言えば、パワー系の攻撃の横浜という事もあり、比較的うまく対応出来た。
効果的なドリブルやパスワークというタイプではなく、1対1での対応及び、空中戦でしっかり競り合いセカンドボールのケア。
こういった部分が35岩政 大樹に中心に比較的対応し易く、実際上手く出来ていた。
また、30豊川 雄太、24赤嶺 真吾、7伊藤 大介の状況に応じたハイプレスも効果的だった。
そこで相手のミスを誘発するというシーンを増やして行きたい。
采配評価:B
14押谷 祐樹を起用せずに30豊川 雄太のスタメン起用が当たった。
また、今まで逃げ切りに失敗する事も多かったが、39篠原 弘次郎の守備固めにより、2沢口 雅彦が、CHに上げて、そこからアシストも生まれた。
守備的な選手の必要性を感じている中で、チームとしての勝ち方に一つの形を見出した。
また、14押谷 祐樹がベンチにいる中、30豊川 雄太を引っ張った事で、勝ち越しゴールも生まれた。
最近の傾向である早い時間帯での交代選手の起用は、この試合では、流れが良かったので、慎重にした策がが当たった。
こういった試合を如何に増やして行けるかが、今後の課題。
総合評価:B
正直な所チームという組織力の部分では、まだまだ完成度は低い。
どちらかと言えば、個の部分に頼る部分が多い。
しかしまずは、個を活かす戦いから入り、その後組織に着手という考え方もある。
組織として個が生きるとは言えるが、継続性の下で、そういった組織は完成している。
クラブとしての歴史を考えれば、広島や東京Vの様な今よりもう一段回上の独自のスタイル確立出来るかどうか。
山口と町田といった両チームは、そこの部分が出来ているから岡山の上に居る。
「ハードワーク」と「献身性」といったワードが浮かぶが、攻守の具体的なスタイル。
そういった物が下部組織からの確立していく事が出来れば、より上を目指せる。
監督のコメントにもあった堅守速攻に加えて、堅守遅攻も出来る様になれば、より安定して得点が出来る筈。
そこの部分にしっかり取り組んで連勝出来るチームになって欲しい。
その3に続く。
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