2014:J2:13節:A:vs栃木SC「1点を守り切って中位進出」その2

2、得点経過

1得点目:32片山 瑛一(30清水 慎太郎):A:岡山:0-1

経過

3後藤 圭太と39大久保 哲哉の競り合いで、39大久保 哲哉のファールで、岡山ボールになった所の流れから。
50上田 康太が、ハーフライン付近から裏のスペースへのロングパス。
このボールに背走しながらも30清水 慎太郎が、頭で落とす。
この時栃木のDFの二人の中間に出されたため競り合いに行けず、体を寄せるしかできなかった。
当然この時二人のDFが、30清水 慎太郎に引っ張られてたので、32片山 瑛一がフリーとなる。
32片山 瑛一は、そのボールをダイレクトボレー。
これが、GK37榎本 達也のブラインドになったのか反応が遅れ、ニアサイドに決まって得点。

コメント

浮き球のボールをポストプレーで、落としてそこからシュートという最近の岡山では、珍しい形。
偶然こういった形を見れたけど、やっぱり速さと同様高さというのも華かなと感じました。
もっと空中戦に勝ってポストプレーが、上手くいく選手がいれば、こういった連動性というかポジショニングをとれると思いますが、今の岡山だと現実的ではないのが、正直な所。
練習では、こういったパターンの反復は、一応やっているので、練習では、決められなかったけど、練習の成果が出たと言える。
今の岡山の課題は、攻撃パターンの少なさなので、どれだけバリエーションを増やせるか。
そういった意味では、今日のゴールは、価値のあるゴールだったと言える。

3、感想

3-1:この試合の勝ちは無いものと考えるべき

栃木の状態があまり良くなかった。
特に前半は、パスミス散見で、動きのキレに大きな差があった。
連戦最後の日とあって、ターンオーバー制で、乗り切った岡山とのコンディションに大きな開きがあったと言っても過言ではない。
逆を言えば、もっと得点を決めて突き放す展開に持ち込むべきであり、そういった勝利に喜ぶというよりは、反省すべき点は多い。
自分たちに優位な展開の時にどれだけ差を広げることが出来るか。
そういった課題は、解消されたと言えない。
手放しで喜べないし、コンディションの良い相手に勝ってこそ価値がある。
そういった意味で、次からの岐阜、長崎、磐田相手に勝ってから自信を持つべき。

3-2:32片山 瑛一キレキレ

前節に続き素晴らしいパフォーマンス。
ポストに当たる惜しいシュートやボールを持ちすぎたり、トラップミス等のシーンを含め何度も決定機に近い場面に顔を出した。
ストライカーとしての嗅覚を持ち合わせている。
9荒田 智之と違う所は、ポストプレーもでき、ある程度のテクニックがあり、フィジカルが強い点。
まだまだ荒削りな部分があるが、ロングスローも出来るし、高さもあり、使い易い選手ですね。
相手に脅威を与える事が出来るという意味では、今後が、楽しみ。
あまり有名な選手ではなかった事を考えると、良い選手を本当によく連れて来ましたね。

3-3:1中林 洋次のレーザービーム

凄い低弾道のパントキック。
浦和の西川の様な凄いボールでしたね。
多くの方が、仰られていますが、本当に上手くなりました。
ラインを割る回数も大分減りましたし、良く成長しましたね。
これは、攻守でもかなり大きいので、有難いですね。

その3に続く。

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