ファジアーノ岡山2017シーズン前考察Part3「CBとDHの構想を読み解く」その1

1、ポジション分布 

昨季ベース

3-4-2-1

選手名

赤嶺 真吾(藤本 佳希・石川 隆汰) 
伊藤 大介(大竹 洋平)、豊川 雄太(石毛 秀樹) 
朴 亨鎮(片山 瑛一・三村 真)、関戸 健二(武田 将平・加藤 健人)、渡邊 一仁(喜山 康平)、加地 亮(澤口 雅彦・田中 奏一) 
竹田 忠嗣(下口 稚葉)、久保 飛翔(塚川 孝輝)、篠原 弘次郎(久木田 真吾) 
櫛引 政敏(一森 純・椎名 一馬・李 京泰・似鳥 康太) 

人数

3人
2人・2人
3人・3人・2人・3人
2人・2人・2人
5人

計:29人

備考

未更新:近藤 徹志・王 靖斌(ワン・ジンビン)

2、CBの補強に関して

左右CBを任せられるCBの頭数は、足りているので、仮に補強するならば中央を任せられるCBとなる。
中央を任せられるCBとは、空中戦に強くラインコントロールができるCBとなる。
足下の技術に関しては、昨季の岩政 大樹の例もあり、そこまで高くなくても左右のCBでカバー出来れば問題はない。
ただ、そういった事を任せられるCBというのは、久保 飛翔と塚川 孝輝の2人であり、2人を主軸におくことはJリーグでの経験不足で、心細い。
そう考えると、2人の成長に好影響を与える「J1クラス以上の経験が豊富」で、「空中戦に強いベテランCB」という条件は、譲れない部分である。
近年、空中戦に強いFWが増えている事を考えると、それを抑えられるCBを一定数の戦力として保有する必要性高い。
各方面で、喜山 康平、竹田 忠嗣、篠原 弘次郎という3名の並びが挙げられている。
しかし、喜山 康平は、元々FWで、危機察知能力が高くても空中戦に弱い。
竹田 忠嗣もラインコントロールやボール奪取力に優れる選手であるが、空中戦に弱い。
篠原 弘次郎は、純粋なCBタイプで、厳しく行けるが、真ん中を任せられる器用さはなく、空中戦に強い訳ではないので、あくまで3バックで活きるCBである。
こういった状況でシーズンに突入した場合、リードしている時に相手がパワープレーを仕掛けてきた場合に、競り負けて押し込まれて同点、逆転になる可能性は高い。
これは、少し前のアジアにおけるアンダー日本代表の負けパターンであり、パスを繋いでいれば勝てるわけではなく、そういった攻撃パターンにも対抗できる構成にする必要がある。
以上から「J1クラス以上の経験が豊富」で、「空中戦に強いベテランCB」が、補強する場合の理想像となる。

その2に続く。

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