2017:A代表:ワールドカップアジア最終予選:7戦目:H:vsタイ「一躍攻撃の要となった14久保 裕也、若手抜擢で勝利を呼び込んだハリル采配」その2
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杉野雅昭
2017年03月29日 22:46 visibility194
2、得点経過
H:日本:1-0:10香川 真司(9岡崎 慎司)
6森重 真人(スペースへのロングパス)→14久保 裕也(ドリブルで仕掛けてグラウンダーのクロス)→9岡崎 慎司(少し触って軌道を変える)→10香川 真司(シュートフェイントでDFのタイミングを崩し、狭い所を抜くシュート)→1カウィン・タマサチャナン(一歩も動けず)→ゴール
H:岡山:2-0:9岡崎 慎司(14久保 裕也)
日本(セットプレーの2次攻撃)→5長友 佑都(前線に残ったDFにロングパス)→6森重 真人(ポストプレー)→14久保 裕也(キープしてタイミングを見計らってクロス)→9岡崎 慎司(ダイビングヘッド)→1カウィン・タマサチャナン(反応するも触れず)→ゴール
H:岡山:3-0:14久保 裕也(19酒井 宏樹)
14久保 裕也(難しいボールを上手いトラップから絶妙なボールコントロールでサイドを突破しようとする)→2ピーラパット・ノテチャイヤ(突破されそうにがるが懸命に足を伸ばし奪い取る)→15コラビット・ナムウィセット(ルーズボールを繋げれず)→日本(スローイン)→14久保 裕也(スローインをフリーで受けるとバイタルエリアに侵入してシュート)→1カウィン・タマサチャナン(コースが良く反応するも届かず)→ゴール
H:岡山:4-0:22吉田 麻也(13清武 弘嗣)
1川島 永嗣(ロングフィード)→4本田 圭佑(頭で繋ぐ)→9岡崎 慎司(ポストプレー)→13清武 弘嗣(ドリブルで寄せをかわしてサイドへ展開)→14久保 裕也(緩めのピンポイントクロスを入れる)→4本田 圭佑(頭で折り返し)→19トリスタン・ドゥ(頭でブロック)→CK(日本:13清武 弘嗣)→13k清武 弘嗣(精度の良く高い緩めのボールを入れる)→22吉田 麻也(高い打点でGKより先に頭でヘッド)→ゴール
3、戦評
数値評
評価基準
良:1~5:悪
H:日本
攻撃評価:B
守備評価:C
采配評価:C
総合評価:C
A:タイ
攻撃評価:B
守備評価:D
采配評価:D
総合評価:C
文章評
唯一の大きな実力差のある格下タイとの1戦。今後の戦いを考えると大量得点で、勝ちたかった試合でした。4点差こそ付きましたが、14久保 裕也の活躍が無ければ、危ない試合であったと思います。それだけ中盤のDHの怪我人の多さというのは、チームにとってマイナスであった。こういった辺りををどう考えるかという点にスポットを当てたい。
21酒井 高徳のDH起用は、結果だけ見れば問題無かったと言えますが、内容を見れば「次はななそう。」というのが、正直な感想です。ポジショニングが悪く、囲まれているシーンも多かったです。前を向いた後もパスの判断も悪く、ボールロストが目立ちました。守備ではSBでの経験で培った守備は、一定の効果がありましたが、代表でと考えると難しいでしょう。
中盤が機能不全に陥り、最終ラインと前線へのロングパスという場面が増えていたことで、単調になっていました。タイのハイプレスというのが、効いていた事も大きな理由ですが、ボールロストの形が悪く、強豪国相手であれば、大量失点もあった可能性があります。日本の大きなストロングポイントであった中盤の人材ですが、ポゼッションに偏向した人材が多く、守備的な人材の少なさを感じた試合でもありました。
ただ、皮肉にも中盤省略となった事で、ハイプレスの裏のスペースを使えて、14久保 裕也が活きた側面は否定できず、サッカーの奥深さというのも感じました。仮にパスが繋げていれば、タイの選手が押し込まれてよりスペースが消えて、逆に得点が出来なかったかもしれない。
また、DHに一人司令塔を置くべきかという部分に関しては、やはり守備第一で入りたいというのが、現状の正直な所。ここ2大会のワールドカップやアンダーの代表を見ても、守備の弱さというのが、際立っています。近年この部分へ着手し始めて、結果こそ残せてますが、世界標準には、まだ達していないと言えると思います。良いDFが居れば良いFWが育つ。15大迫 勇也と14久保 裕也が、海外で飛躍的に伸びた事を考えても、Jリーグの底上げの必要性も強く感じます。
一方で、前線の若いタレントが育ってきたというのは、嬉しい。各国の代表と比べると中堅に近い選手も多いですが、14大久保 裕也、15大迫 勇也、8原口 元気といった選手の存在が、最終予選で好調になった要素です。前線からの守備をこなしても攻撃でも高いクオリティを見せる。特に14久保 裕也に関しては、総合力の高さを感じさせる異次元のプレーと言えます。リオ五輪では、ここまでの選手とは思っていませんでしたが、ここ2試合の彼のプレーぶりは、異次元のレベルでした。今後も活躍して頂き、是非最終予選を突破の原動力として活躍して欲しい。依然として苦しい状況ですが、総合力では十分予選突破できる力があると思います。しかし、ホームが1試合しかなく、中東アウェー2試合という難しい条件です。そういった厳しい条件ではありますが、残り全勝するつもりで戦い最速でのW杯出場を勝ち取って欲しい。
試合評
MOM:14久保 裕也(日本)
MIP:1川島 永嗣(日本)
満足度:6点(10点満点)
日本から世界へ
To Be Continued
by 杉野 雅昭(masaaki sugino)
記事の質の向上のために反対意見や間違いの指摘などのコメントも大いに歓迎ですので、気軽にコメント宜しくお願い致します。
また、評価数は、記事を書く意欲へと繋がる事に加えて、記事を書く上での参考とさせて頂いてます。
H:日本:1-0:10香川 真司(9岡崎 慎司)
6森重 真人(スペースへのロングパス)→14久保 裕也(ドリブルで仕掛けてグラウンダーのクロス)→9岡崎 慎司(少し触って軌道を変える)→10香川 真司(シュートフェイントでDFのタイミングを崩し、狭い所を抜くシュート)→1カウィン・タマサチャナン(一歩も動けず)→ゴール
H:岡山:2-0:9岡崎 慎司(14久保 裕也)
日本(セットプレーの2次攻撃)→5長友 佑都(前線に残ったDFにロングパス)→6森重 真人(ポストプレー)→14久保 裕也(キープしてタイミングを見計らってクロス)→9岡崎 慎司(ダイビングヘッド)→1カウィン・タマサチャナン(反応するも触れず)→ゴール
H:岡山:3-0:14久保 裕也(19酒井 宏樹)
14久保 裕也(難しいボールを上手いトラップから絶妙なボールコントロールでサイドを突破しようとする)→2ピーラパット・ノテチャイヤ(突破されそうにがるが懸命に足を伸ばし奪い取る)→15コラビット・ナムウィセット(ルーズボールを繋げれず)→日本(スローイン)→14久保 裕也(スローインをフリーで受けるとバイタルエリアに侵入してシュート)→1カウィン・タマサチャナン(コースが良く反応するも届かず)→ゴール
H:岡山:4-0:22吉田 麻也(13清武 弘嗣)
1川島 永嗣(ロングフィード)→4本田 圭佑(頭で繋ぐ)→9岡崎 慎司(ポストプレー)→13清武 弘嗣(ドリブルで寄せをかわしてサイドへ展開)→14久保 裕也(緩めのピンポイントクロスを入れる)→4本田 圭佑(頭で折り返し)→19トリスタン・ドゥ(頭でブロック)→CK(日本:13清武 弘嗣)→13k清武 弘嗣(精度の良く高い緩めのボールを入れる)→22吉田 麻也(高い打点でGKより先に頭でヘッド)→ゴール
3、戦評
数値評
評価基準
良:1~5:悪
H:日本
攻撃評価:B
守備評価:C
采配評価:C
総合評価:C
A:タイ
攻撃評価:B
守備評価:D
采配評価:D
総合評価:C
文章評
唯一の大きな実力差のある格下タイとの1戦。今後の戦いを考えると大量得点で、勝ちたかった試合でした。4点差こそ付きましたが、14久保 裕也の活躍が無ければ、危ない試合であったと思います。それだけ中盤のDHの怪我人の多さというのは、チームにとってマイナスであった。こういった辺りををどう考えるかという点にスポットを当てたい。
21酒井 高徳のDH起用は、結果だけ見れば問題無かったと言えますが、内容を見れば「次はななそう。」というのが、正直な感想です。ポジショニングが悪く、囲まれているシーンも多かったです。前を向いた後もパスの判断も悪く、ボールロストが目立ちました。守備ではSBでの経験で培った守備は、一定の効果がありましたが、代表でと考えると難しいでしょう。
中盤が機能不全に陥り、最終ラインと前線へのロングパスという場面が増えていたことで、単調になっていました。タイのハイプレスというのが、効いていた事も大きな理由ですが、ボールロストの形が悪く、強豪国相手であれば、大量失点もあった可能性があります。日本の大きなストロングポイントであった中盤の人材ですが、ポゼッションに偏向した人材が多く、守備的な人材の少なさを感じた試合でもありました。
ただ、皮肉にも中盤省略となった事で、ハイプレスの裏のスペースを使えて、14久保 裕也が活きた側面は否定できず、サッカーの奥深さというのも感じました。仮にパスが繋げていれば、タイの選手が押し込まれてよりスペースが消えて、逆に得点が出来なかったかもしれない。
また、DHに一人司令塔を置くべきかという部分に関しては、やはり守備第一で入りたいというのが、現状の正直な所。ここ2大会のワールドカップやアンダーの代表を見ても、守備の弱さというのが、際立っています。近年この部分へ着手し始めて、結果こそ残せてますが、世界標準には、まだ達していないと言えると思います。良いDFが居れば良いFWが育つ。15大迫 勇也と14久保 裕也が、海外で飛躍的に伸びた事を考えても、Jリーグの底上げの必要性も強く感じます。
一方で、前線の若いタレントが育ってきたというのは、嬉しい。各国の代表と比べると中堅に近い選手も多いですが、14大久保 裕也、15大迫 勇也、8原口 元気といった選手の存在が、最終予選で好調になった要素です。前線からの守備をこなしても攻撃でも高いクオリティを見せる。特に14久保 裕也に関しては、総合力の高さを感じさせる異次元のプレーと言えます。リオ五輪では、ここまでの選手とは思っていませんでしたが、ここ2試合の彼のプレーぶりは、異次元のレベルでした。今後も活躍して頂き、是非最終予選を突破の原動力として活躍して欲しい。依然として苦しい状況ですが、総合力では十分予選突破できる力があると思います。しかし、ホームが1試合しかなく、中東アウェー2試合という難しい条件です。そういった厳しい条件ではありますが、残り全勝するつもりで戦い最速でのW杯出場を勝ち取って欲しい。
試合評
MOM:14久保 裕也(日本)
MIP:1川島 永嗣(日本)
満足度:6点(10点満点)
日本から世界へ
To Be Continued
by 杉野 雅昭(masaaki sugino)
記事の質の向上のために反対意見や間違いの指摘などのコメントも大いに歓迎ですので、気軽にコメント宜しくお願い致します。
また、評価数は、記事を書く意欲へと繋がる事に加えて、記事を書く上での参考とさせて頂いてます。
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