2014:J2:31節:A:vs松本山雅FC「劇的勝利の裏の勝因」その4

4-5:松本のホームの雰囲気とスタジアムの魅力

専用スタジアムの見易さ。
満員に近い状態の雰囲気。
これの良さを感じました。
また、岡山に比べてユニフォーム着用率の高さ。
まさに理想的スタジアムと感じました。
この試合ゴール裏で、観戦してましたが、専用スタジアムなので、ゴール裏でも見やすい。
これは、多くのリピーターを生むのも分かります。
最初は、大きくなくて良いので、岡山ドームを潰して、そこに将来的に観客収容数を増やす改修見込みの専用スタジアムを立てて欲しいと願うばかりです。

4-6:日替わりヒーロー冴える影山 雅永監督を中心としたチーム作り

私は、開幕の頃影山 雅永監督を叩いていました。
それは、やはり手堅過ぎるという事が大きかった要因です。
それに加えて、開幕で選手を違うポジションで起用するという事もありました。
開幕2戦内容は良かったものの勝てなかった。
そして、すぐ方針を変えたりするなど非常にぶれてました。
監督としてやはり迷いというのがあり、それが素人にも分かるようでは、駄目。
それに加えて、慢性的に選手交代の遅いという批判も根強くあります。
ちなみに私は、ここは、そこまで不満ではないです。
ただ、DFラインに怪我人が、出て急造CBを起用した辺りから流れが、変わりました。
監督として目から鱗が落ちるという状態で、ここから監督としてのスランプを抜けました。
今では、磐田戦と松本戦と交代起用が当たる試合も増えてきました。
一度好循環が、始まると良い流れが出来る。
そういったものを強く感じた。
そういった試合中の采配もそうですが、練習からしっかり選手が見てきて、調子が良い選手が居れば試合で、使ってあげたりという選手のモチベーションを上げるのも上手い監督ですね。
しっかりとした結果と内容を残せばしっかり使ってくれる。
一方で、ハードワークというコンセプトの下で、チームの方針にあっているかどうかという一つの基準を大事にする頑固さも備えている。
表向きはポゼッションながら実は守備重視しつつハードワークで勝つというサッカーから、様々な形で得点できる多彩性を備えた走攻守の非常にバランスの取れた良いサッカーと、総合力の優れた監督になりつつあります。
この様に監督を含め、ファジアーノ岡山に関わる全ての成長を良く感じる今日この頃です。
最後に今まで監督を見て来た中で、采配に対して、開幕の頃に今までで一番不満を感じて、今では逆に一番満足をしている。
こう考えると色々と考えさせられる。
ここが、サッカーの魅力であり、サッカーの奥深さであり、私がサッカーに惹かれているいる理由でもあります。

5、満足度

9点(10点満点)

この試合に関しては、ミスでの失点があったものの大満足。
マイナス1点は、両チームベストメンバーでなかった事。
50上田 康太、38三村 真、8岩上 祐三といった選手が揃った試合で、勝利したかった。

by 杉野 雅昭(masaaki sugino)

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