2018年J2順位予想
-
杉野雅昭
2018年02月22日 23:08 visibility2355
1、前書き
戦力分析の際に山口が、結構良い補強しているという趣旨の内容の事を書きましたが、順位予想に当て嵌めてみると、今季も苦しい感じの予想になってしまいました。J2のレベルの高さを感じています。また、思ったよりPO圏内とその下の数値に結構な離れがありました。あくまで、私の私感(観戦数の少なさからの知識不足のため私感止まり)ではあるのですが、上位予想のチームが安定した強さを発揮すれば、昨季の様に終盤まで多くのチームにチャンスがあるという事は起きないかもしれません。
また、昨季は、自分のイメージを強く意識して戦力分析した結果、大きく外したので、そうした先入観を抜きに分析したのですが、やっぱり、自分の思っている順位予想とはまた違っているので、これはこれで、客観性を意識して、評価出来たのかなと思っています。
2、説明
グループランク
S:複数タイトルが目標
A:タイトルが目標
B:プレーオフ出場が目標
C:上位が目標
D:中位が目標
E:残留が目標
予想順位:チーム名:戦力値 (昨季と今季の数値)
理由や説明など
3、順位予想
Sグループ
01位:ジェフユナイテッド千葉:78
02位:大宮アルディージャ:76
昨季新監督の下、昇格の可能性をプレーオフ準決勝まで繋いだ千葉が、的確な補強で、J1昇格への良い準備が出来た。大宮も戦力を維持し、昇格への死角はない。
Aグループ
03位:松本山雅FC:74
04位:徳島ヴォルティス:72
05位:アルビレックス新潟:71
06位:アビスパ福岡:71
J1昇格を経験した事のある長期政権の監督を要する松本と福岡の安心感は素晴らしい。両チームともストーブリーグを巧く乗り越え、昇格に向けて、一定の手応えを持つことが出来ている筈。
また、徳島は、昨季の悔しい7位に終わった事もあったが、リカルド・ロドリゲス監督の2年目という事で、上積みしたサッカーで、最低でもPOを目指す事になる。
新潟としては、新監督の下、一定の戦力を有しているが、他のライバルチームに比べると、目玉となる選手も少なく、分析ではなかなかポジティブには出来なかったが、やはり、昇格候補に挙げない訳にはいかない戦力を持っている事は間違いない。
Bグループ
07位:東京ヴェルディ:66
08位:ファジアーノ岡山:65
新監督の下、躍進した東京Vは、前線のタレントに破壊力があり、今季も昇格争いに絡んでくる候補である事は間違いない。
岡山は、昨季の実力不足を痛感し、大改革を敢行し、戦える戦力こそ整っているが、上位予想のチームが強力なので、昇格は目指すのは、なかなか難しいシーズンになりそう。
Cグループ
09位:ヴァンフォーレ甲府:64
10位:大分トリニータ:64
11位:モンテディオ山形:63
12位:横浜FC:62
13位:京都サンガF.C.:61
正直、甲府は、ここまで下に来るチームではないと感じますが、J2もレベルが上がっており、選手と監督が巧くフィットしないと、難しいリーグになりつつある証左です。
大分は、昇格2年目になりますが、今季もどれだけ戦えるかというのは、興味深いが、元々地力のあるチームですし、今季も中位以上は、十分狙えると思います。
山形、横浜FC、京都も充実した戦力で、嵌れば上位進出する力があると思います。
Dグループ
14位:FC町田ゼルビア:59
15位:FC岐阜:59
16位:愛媛FC:57
17位:ツエーゲン金沢:57
18位:栃木SC:57「
19位:水戸ホーリーホック:55
20位:ロアッソ熊本:55
上位陣に比べて、知名度のある選手が少なく、主力を引き抜かれるチームが多いグループとなっています。中でも町田は、長期政権で、安定した強さはまるで、J1における仙台の様な立ち位置になりつつある。
岐阜は、新監督の下、中位から上位を狙えるチーム作りを着実に進めている。愛媛、水戸は、毎年的確な補強で、引き抜きに対して、巧くチームを作ってきている。金沢は、J2定着に向けて着実に前進している。熊本は、震災の影響が色濃く、年々戦力が細くなっており、今季も苦しいシーズンになりそうである。栃木はJ3で、力を蓄えて、J2でも十分戦える準備は出来た。
Eグループ
21位:レノファ山口:54
22位:カマタマーレ讃岐:52
山口は、的確な補強をするも周りのレベルも向上しており、新監督の下、中位進出を狙いつつもしっかりJ2残留を現実的な目標として戦っていく必要がある。讃岐は、若返りを図ったものの最終的な戦力を考えると、かなり厳しい立ち位置にいると言わざる得ず、難しいシーズンになりそうである。
4、後書き
J2のレベルは、やはり上がっていると思います。分類としては、長期政権のチームが、福岡・松本・岡山・町田・讃岐の5チーム。昨季躍進して続投したチームが、東京V・千葉・徳島の3チーム。手堅い手腕で続投を掴んだチームが、大分・横浜FC・山形・愛媛・金沢・栃木の6チーム。思った様な結果を残せなかったがチャンスを貰ったのが、京都・岐阜・甲府・大宮の4チーム。新監督のチームが、新潟・水戸・山口・熊本の4チーム。
均等に別れた感じですが、どのチームもほぼ良いストーブリーグを過ごせたチームが多く、レベルの高い試合が増えてくると思いますし、どれだけ予想が外れる結果に終わるか楽しみにしています。全く読めないのが、サッカーですし、最下位予想のチームがまさかの昇格とか可能性は0ではないですし、どういったドラマがあるか楽しみです。
Jリーグから世界へ
To Be Continued
by 杉野 雅昭(masaaki sugino)
記事の質の向上のために反対意見や間違いの指摘などのコメントも大いに歓迎ですので、気軽にコメント宜しくお願い致します。また、拍手数は、記事を書く意欲へと繋がる事に加えて、記事を書く上での参考とさせて頂いています。
-
navigate_before 前の記事
2018年J2戦力分析
2018年2月22日 -
次の記事 navigate_next
プレビュー:2018:J2:第1節:A:vs徳島ヴォルティス「アウェー徳島戦は、今季も雨予報。今季も打ち合い?」
2018年2月24日
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件