中津東(大分) vs 市立船橋(千葉)|第92回全国高校サッカー選手権大会
-
部長
2014年01月03日 12:18 visibility1413
あけましておめでとうございます。
今年も部長ブログをよろしくお願いします。
今回は、昨日1月2日(木)に行われた第92回全国高校サッカー選手権大会の2回戦についてアップ致します。
今回の大会が、現在の国立での最後になるかと思うと寂しいものです。
『国立最蹴章』
感慨深いものがあります。
私は千葉県出身ということもあり、この試合に関しては千葉県代表の市立船橋よりの記事になってしまうことをご了承いただきたい。
今回の大会の優勝候補筆頭でもある市立船橋の緒戦。
非常に注目度の高い試合です。
※シードの為二回戦からの登場です
今年の千葉県勢は強いです。
サッカーのレベルどうこうではなく強いです。
優勝:市立船橋(千葉)
準優勝:流通経済大柏(千葉)
※千葉県予選の結果
優勝:市立船橋(千葉)
準優勝:流通経済大柏(千葉)
【高円宮U-18サッカーリーグ2013 チャンピオンシップ】
優勝:流通経済大柏
※詳細はコチラ
※市立船橋は前年の成績によりプリンスリーグでしたが、来季のプレミアリーグ昇格が決定
です。
さて対戦カードです。
中津東(大分) vs 市立船橋(千葉)
今回の結果ですが以下の通りです。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
日時:1月2日(月)12:05 KICK OFF
場所:フクダ電子アリーナ
中津東 0-1 市立船橋
(前半0-0/後半0-1)
接戦を制した市立船橋の三回戦進出が決定。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
以上です。
さて試合の振り返りを余談も含めながら行いたいと思います。
市立船橋の注目選手はJリーグが内定している以下の2選手です。
5番:磐瀬剛選手/DF
1年生からレギュラー、圧倒的なフィジカルと高精度のフィードが持ち味のCB。2年連続で日本高校選抜に選ばれる逸材
■身長/体重:
171㎝/67㎏
■出身地:
千葉県鎌ケ谷市
■経歴(サッカー歴):
ミナトサッカークラブ(千葉県)→ 船橋市立船橋高等学校サッカー部
■代表、選抜歴:
U-16千葉県国体
日本高校選抜
■卒業後の進路
京都サンガF.C
10番:石田雅俊/FW
得点パターンの多いストライカー、中盤の構成にも加わる器用な面を持ち合わせる。
■身長/体重:
178cm/69kg
■出身地:
千葉県習志野市
■経歴(サッカー歴):
ヴィヴァイオ船橋サッカークラブ → 愛知FC → 名古屋グランパスU-15 → 船橋市立船橋高等学校サッカー部
■代表、選抜歴:
U-16千葉県国体
U-18日本代表
■卒業後の進路
京都サンガF.C.
です。
今回は特に、5番の磐瀬選手に注目して観戦したいと思います。
市立船橋の冬の選手権出場は、一昨年の90回大会以来の出場である。
90回大会では現在、明治大学サッカー部にいる和泉竜司選手を擁して、見事に優勝を果たしました。
前回大会では、千葉県予選で破れ、全国大会への出場を逃してしまいました。
オレンジのユニフォームでおなじみの八千代が出場しました。
しかし冬の選手権といえばやはり市立船橋です。
そんな期待もあってか、会場であるフクダ電子アリーナの最寄り駅である蘇我駅周辺は、多くの人で溢れかえっていました。
こんな時に思うのは、やはり関東勢は有利ですね。
会場が普段の生活圏内にあり、多くの地元の方が応援に来ます。
さて、そんな混雑を他所に、私は自宅から自転車で会場に行きます。
会場に入ると更に驚かされます。
両校の応援団の多さももちろんです。
人、ヒト、ひと、とにかく座れないくらいのお客さんが入っています。
試合開始ギリギリに行った私も当然立ち見です。
そしていよいよ選手入場です。
撮影も終わり両校ともに円陣を組みます。
気持ちを入れて、いよいよキックオフの瞬間を迎えます。
中津東のキックオフで開始です。
スターティングメンバーです。
さてゲーム序盤ですが、初戦ということもありやや硬い入りのような印象でした。
中津東は左サイドからの攻撃を積極的に仕掛けていきます。
市立船橋の選手のミスが守備の際にありましたが、そのあたりは注目の磐瀬選手がストッパーとしてしっかりカバーします。
とにかく圧倒的な安定感。
そして存在感があります。
サイドを切り崩されクロスを上げられても必ず中で仕留めます。
ポジショニングも非常にいいです。
また、数的不利な状況で中央を突破されても単純にディレイさせるだけでなく、圧倒的なヨミ
で仕留めきります。
状況に応じて左右のカバーもしっかりと行います。
中津東の攻撃する場面も何度もあり、市立船橋のゴールを脅かすような場面もありましたが、この磐瀬選手が中心となってしっかりと守っていきます。
次に攻撃時の磐瀬選手の動きです。
ストッパーという一番底から、しっかりとビルドアップを行っていきます。
そして正確ロングフィードで前線の選手にいいボールを供給していきます。
さて、中津東、市立船橋に惜しい場面はありましたが、スコアは動かず前半を終了します。
ハーフタイムの時に気付きましたが、一層観客が増していました。
2試合目が
と、こちらも注目の一戦なので納得です。
さて、いよいよ後半の開始です。
市立船橋ボールで後半開始です。
後半の序盤ですが、市立船橋が積極的に攻撃を仕掛けていきます。
明らかに前半よりも攻撃的に行っています。
積極的に仕掛けていきますが、なかなか得点を奪うことはできません。
もちろん、要所要所に圧倒的な技術を見せて行きますが、ゴールネットを揺らすことはできません。
中津東は守備の時間が多くなります。
しかし、この状況を考えると、先制点を挙げたチームが勝利すると思われた中、ベンチが動きます。
最初に動いたのは市立船橋ベンチです。
更に攻撃を仕掛けます。
コーナーからも狙います。
しかし中津東の守備により得点を奪えません。
ここからはゲームは一進一退です。
次に動いたのは中津東ベンチです。
ここから更に熱も入ります。
そして市立船橋の8番:室伏選手がペナルティーエリアの前でドリブルを仕掛けたのを、中津東の選手が止めに行ったのがファール。
ゲーム終盤で絶好の位置でFKのチャンスを得ます。
このFKを蹴ったのは12番:山之内選手。
これが見事に相手ゴールに決まります。
市立船橋の先制です。
ここから市立船橋は呪縛から解き放たれたように攻撃を積極的に仕掛けます。
一方、中津東は得点を奪わなければ勝ち上がれません。
こちらも積極的に来ます。
そして中津東のベンチが動きます。
このままスコアは動くことなく市立船橋の勝利です。
勝利した市立船橋は3回戦にコマを進めます。
今回も最後までご覧になっていただきましてありがとうございます。
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件