シーザーサラダのクルトン

  • 部長
    2012年12月15日 10:57 visibility165

部長ブログにお越しいただきましてありがとうございます。


 


今回は先日参加させていただきました忘年会での一幕をご紹介させていただきます。


 


私は、休日に会社に行った。
自分のやるべき仕事をしっかりと行いそろそろ帰ろうかと思う時刻。
会社の窓から見ると辺りはすっかり暗くなっていた。


 


「ふー、今日もしっかりやったぜ。銭湯にでも行くかな。」


 


そう思っていたタイミングで私の携帯がなった。


着信の相手を見ると、久し振りの電話だが、公私にわたりお世話になっているSさんからの電話だった。


 


Sさん「どーも、久し振り。」


 


私「お久し振りです。どうしたんですか?」


 


Sさん「今日、みんなで忘年会やるから来なよ。」


 


私は、SさんとSさんの親しい方とはよく飲むが、さすがに内々で行なう忘年会にいきなり行くのはまずいのではないかと思った。


 


私「Sさん、行きたいんですが、行っても大丈夫ですか?」


 


Sさん「大丈夫だよ。みんな知ってるから。」


 


お世話になっているSさんにこう言われて断る理由もない。


仕事を早々に終わらせて恵比寿のお店に急ぐ。


 



 


事前にSさんからGoogleマップで見ると、実際の場所とずれると聞いていたが、まさにその通りだった。



恵比寿を彷徨うこと約30分。


 


Sさんからの電話でお店の近くまでようやくたどり着いた。


すると私の前に、携帯片手に先ほどの私と同様に彷徨っている人がいた。


 


私「Iさん。」


 


Iさん「?・・・・・・・・・?すいません、どちら様ですか?」


 


私「僕ですよ。○○です。」


 


Iさん「○○か?」


 


私「そうです。」


 


そんな会話をしているとSさんが迎えに来てくれ無事にお店に到着。


 


先ほどの件だがIさんがなぜ私に気付かなかったかというと、Iさんと最後にお会いしたときには私は現在よりも体重が20kgも重かった。


 


当時の私はキングサイズのスーツを着用していた。


御用達の店といえばサカゼンだった。


 




その為、当時の面影の全くない私にIさんは気付かなかった。


 


当時、実家に帰ると、たまたま路上ですれ違った母親が知らない人と思い


 


母「こんにちは。」


 


私「?俺だよ、俺。」


 


母「?」


 


まるでキャッチセールスでもされているかのように、不審そうな目線で見られてしまった。


最終的には所持品などを提示して私であることを理解してもらったくらいだ。


 


話が少し逸れてしまったが、そんなこともありIさんは私に気付かなかったのだろう。


 


お店に入ると忘年会シーズンということもあり店は大賑わいだ。
Sさんに連れられて席に行くと、既に盛り上がっていた。


参加されている方の顔を見るとほとんど飲んだことのあるメンバーだった。
安心した。


 


しかしその中に2人、このメンバーの雰囲気とは異なる女性がいた。


 


私は


 


「誰かの行きつけのお店の子なのかな?」


 


と、思っていた。


 


SさんやIさんと飲むときは、よく六本木や銀座の女性がいる。


 


さて私はそんな女性Yさんの横に座ることになった。


 


Yさんはさりがなくそしてきめ細やかな気遣いで参加者全員のフォローをしていく。
もちろんもう1人の方とのコンビプレーも抜群だ。


 



 


そうこのテーブルのゲームメーカーはYさんだ。


 


今日は私の出番はないだろう。
そう思い、安心して飲んでいた。


 


時間も経つにつれてYさんもこの席の人間関係を理解したのだろう。


そして事件は起きた。


 


テーブルにずっと残っていたシーザーサラダ。
たっぷりのチーズと大量のクルトンもテーブルに出されたときのままだった。


 


そしてYさんが皆に取り分けを開始する。


そして私の前におかれたのは


 



 


※画像はあくまでもイメージですので実際の画像とは異なります



ほとんどクルトンのシーザーサラダ、いや、クルトンだった。


 


「Yさんよ、このテーブルの格付けに気づいたからといって、クルトンだけはないぜ!!」


 


私は心の中で叫んだ。


 


いや、そうではない。


完璧なYさんをもってしてもシーザーサラダのクルトンを攻略できなかったのだろう。


 


私は自分の小さな心を反省した。



誰か、クルトン入りのシーザーサラダの上手な取りわけを教えてくれ!!


 


私は目の前に置かれた大量のクルトンをつまみにお酒を飲む。


どんどんお酒が進む。


 


最後は鍋を皆で食べた。


 



 


楽しい会だった。


 


突然の参加にもかかわらず、温かく迎え入れてくれた皆様に感謝です。


 


今回も最後までご覧になっていただきましてありがとうございます。


 






























































































































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