底力

  • よしお
    2010年06月24日 09:03 visibility57

グループリーグの最終節は、どっちの試合をライブで観るのか、本当に悩ましいよね。


で、昨日、ぼくはフツーにスロベニアvsイングランドを観たのだけど、ミスチョイスだったのかなぁと、アメリカの結果を知って思ったのです。


だって、両チームとも勝たなきゃならない試合で、アディショナルタイムに劇的なゴールを沈めるなんて、このチームの逞しさは相当なものがあると思います。


イングランド戦もスロベニア戦もリードされながらしぶとくドローに持ち込んでいる。


なかでもチームの柱としてドノバンがきっちり仕事をしていることが大きいように思います。


プレミアリーグで揉まれた経験が生きているのだろうか。デンプシーやブラッドリーとともに違いを出せる欠かせない選手ですね。


そして何と言ってもフィジカルモンスターのアルティドールね。


ラグビー選手のような身体つきで簡単には倒れないし、ボールを失わない。それでいてかなりスピードもあって、厄介極まりない。DFだったらあんなの相手にしたくないよね。


試合後の三浦泰年さんの、こんな感動的な試合を解説できて幸せでした、というコメントにもなんだか共感できたなぁ。


単なるサッカー好きの言葉のようにも思うけど…


それに引きかえイングランドはどうだったのだろう。戦う魂は見せたと思うけど、中盤の創造性に乏しかった。


ミルナーは得点シーンに絡んだものの消えている時間が長く、ランパードはミスが多くて窮屈そうにやっている。ルーニーも縦のボールを収められないシーンが目立った。


とはいえ、フランスと同じ轍を踏まなかっただけ良かったのかな。勝たなきゃいけない厳しい状況のなかで、結果は残したのだから底力はあるんだよね。


少々苦しんだ先にあるドイツvsイングランドのラウンド16がグッドゲームになるよう期待したいものです。

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