選手会首脳部は末端の選手のことまで考慮しているのか?ほとんどの球団の経営が苦しいことを忘れていないか?(3/8, 212475,野球21,総合56)

選手会の声として聞こえてくるのは,有名選手の声ばかり.1軍ボーダーラインの選手や,来年以降の契約があやういような選手も,本当に試合をやりたくないのだろうか?試合数が少なくなって,出番が奪われるのは有名選手ではなく,ボーダーラインの選手であり,それは,彼らの生活の死活問題につながる.

 選手会は,球団経営が基本的に苦しいということを忘れていないか?球団存続の危機にある横浜の本拠地である横浜市の市長が25日開催を真っ先に支持したことは,横浜市長が,横浜球団の経営を心配しているからではないのか?巨人が(清武さんが),真っ先に,25日開催を主張したのは,育成も含めて90名の選手を抱える巨人の経営状態が,決して万全でないことを意味していないか?立場上,「選手の雇用が保障できなくなるから,試合をやらせてください」と球団側が言えないことを,選手会は理解しているか?

 経営状態が悪ければ,真っ先に切られるのは人件費であり,その対象は末端の選手であるということを選手会は理解しているか?

 上記のことをすべて理解した上で,開幕延期を主張するのなら,選手会はそれなりに立派だと思う.しかし,理解しておらずに開幕延期を主張しているのなら,選手会は,有名選手の主張を通すための単なる圧力団体であり,「組合」の名に値しない組織ということになる.

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