原さんの選手起用を褒める
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元大阪爺
2011年04月21日 22:59 visibility194
日頃文句ばかり言っているので今日は褒めます.
・脇谷の起用
率直に言って,社会人でセカンド失格となってサードに回っていたのに,よく1軍レギュラーのセカンドにした.相変わらずセカンドでミスをするけれど,以前よりはずいぶん守備も進歩したと思う.打撃と足はセカンドなら十分.今年は2番に回って,出塁率が3割5分以上ときちんと仕事をしている.こういう欠点のある選手を使えるようにすることこそ,監督の能力だろう.
・小笠原を1塁に固定したこと.
こちらをご覧ください.
・サードをライアルと亀井の併用
次のサードを育てようとしている.大田と中井に「成長してこなければ,ポジションはやれないよ!」と宣言しているのと同じ.
・捕手で加藤を起用
打撃では明らかに鶴岡(34)の方が上にもかかわらず,全体として打線が低調にもかかわらず,我慢して加藤(30才)を鶴岡と同程度に使っている.これは,特に去年までの「打撃重視」の原監督からは見えなかった傾向である.阿部が32歳なので,阿部より若い捕手をきちんと育成しようという意図が見える.
・トーレスの起用
2勝3敗と負け越しているのに,内海をあえて使わずトーレスを起用したこと.トーレスが3回2失点で,4回に巨人にチャンスがあってトーレスに打順が回ってきたのにもかかわらず我慢して代打を出さず6回まで引っ張ったこと.トーレスは結果として6回2失点で,4番目の先発として目処がついた.実績のある,グライ・ゴンザレスに固執せず,トーレスの力を見極めようとしたことが評価できる.
(てっきり内海が故障したのだと思いました.私が間違ってました.)
・ロメロの抑え起用
昨日のロメロの出来は決してよくなかったにもかかわらず,今日も抑えに起用して成功させたこと.アルバラデホに固執することなく,ロメロを使ったことは評価できる.
*全体として,むやみに目前の試合を勝ちにいこうとしないで,戦力を整備することに主眼をおいている.起用法に去年のような妙なこだわりが感じられない.コーチの言うことに耳を傾けている気がする.今後が楽しみです.
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