ソフトバンクと阪神に巨人の過去を見る．（5／31，225,136，野球4，総合9）

今までの交流戦の成績は，ソフトバンクと中日と西武の3チームが大きく勝ち越し、横浜、ヤクルト、阪神が大きく負け越しという状況です。

ソフトバンクは大型補強が成功して交流戦無敗でリーグでも首位を快走中、他方阪神は、大型補強がかみ合わずに交流戦・リーグの両方で下位に低迷中と、かつての巨人の明暗を両方のチームに見る思いです。

ＦＡにも，大物外国人選手にも，大物（出戻り）選手にも手をださなかった巨人は，リーグ戦も交流戦も5割弱の成績で中位の位置です．話ができすぎているようにも思いますが，成績でもソフトバンクと阪神の間に今の巨人はいます．今後，巨人が上がっていくのか下がっていくのかわかりませんが，巨人がＧＭ職を新設して清武さんがそれに就任したということは，清武さんの路線が当面（最低数年？）続くことを意味すると思います．ただ，清武さんを「育成重視」とだけ見るのは誤りで，育成を基本としながら，必要に応じて外部補強はする人だと思います．かつて，小笠原・グライ・ラミレス・クルーンを獲得したように，今年，アルバラデホ・トーレス・バニスター・ライアルを獲得したように・・

　清武さんには「なあなあ」は通用しないでしょう．首脳陣も選手も気合いをいれて自分のやるべきことに取り組むべきです．ＧＭは，選手に加えて首脳陣の首も切ることができるからです．
　
　今年だけでなく，今後数年間の巨人の進み方を見ていくのが楽しみです．