2015年オフの巨人戦力外等予想(捕手・野手編、2015年1月15日版)

昨日に引き続いて,今日は捕手・野手編である。()内は年齢で2015年末で計算している。 巨人は、今シーズンのチーム成績によっては,編成が一新される可能性が高い.特に、ベテラン選手を集めて高齢化を加速させてしまった捕手・野手陣には大ナタが振るわれる可能性があると考える。

捕手(支配下2名)
 實松(34)・加藤(34)のどちらか

・實松と加藤
 以前にも書いたが,小林のバックアップとして,相川(39)・實松(34)・加藤(34)の3人のベテラン捕手は不要だろう.1人を切るとすれば,FAで獲得したばかりの相川より,實松か加藤のどちらかと考えられる.巨人の捕手陣で4番手以下だった,市川(→日ハム1年目で71試合出場)や星(→西武の4年間で120試合出場)が,一軍控えとして結果を出していることや,戦力外になった井野まで獲得されたことから考慮すれば,トレード等でこの2人のどちらかを獲得する球団はあると思う.

野手(支配下10,育成2)
井端(40)・高橋由(40)・大塁(25)・藤村(26)・アンダーソン(33)・セペダ(35)・金城(39)・隠善(31)・横川(31)・堂上(30))・矢野(35)・(高橋洸(22))

・高橋由と井端
 ともに、一世を風靡した名選手。40才になるということもあって、引き際を本人も周りも考えているはず。高橋由はすでにコーチ兼任だし、井端だって選手をやめればコーチの声がかかるだろう。今年の成績によっては、二人とも引退すると考える。

・大塁(2012年ドラ2)と藤村(2007年高卒ドラ1)
 打撃に若干の向上は見られるが、期待されていた筈の守備に安定感がない。イースタンでも、高卒1、2年目の奥村・辻の方が守備の安定度が高く二人は控えに回っていた。ドラフト上位で獲得した選手に巨人は甘いとはいえ、今年結果がでなければ戦力外もあり得ると思う。

・アンダーソンとセペダ
 阿部が1塁コンバートされたので、アンダーソンが守るのはレフトしかない。セペダもレフトしかない。ということで二人の内、少なくとも一人はベンチに残るしかない。したがって、助っ人野手にふさわしい結果を出せるのも一人しかいない。つまり、二人のうち、少なくとも一人はシーズンオフに戦力外になると考える。

・金城・隠善・横川・(堂上)
 左の代打枠を4人で争う。左の代打は4人も必要ないので、この中から1-2名はオフに戦力外になると思う。
 

・矢野
 原さんは、右の外野手として大田を我慢して使うつもりらしい。となれば右の外野手枠は減る。代打枠は、両打ちの金城やセペダがいる。この3人との兼ね合いだが、昨シーズンは悪かったし、今年結果をだせなければ危ない。

・高橋洸
 球団として、高橋洸に何を求めているのかが私にはよくわからない。

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