高木、福田、澤村について

・昨日の登板で不調だった高木と福田だが高木の方が深刻だった。高木はストライクがまったく入らない状況で、特に、左打者二人に対して四球とヒットという結果で、「左のワンポイント」としても使えない状況を示した。思えば、こういう兆候は、11日のロッテ戦の登板でもあった。あのとき、二死から満塁にされた後で0に抑えられたのはただのラッキーだったということだ。今日の試合では恐くてとても使えそうにないが、原監督は、こういうとき、妙に意地になって使ってくる事があるので要注意です。今の高木なら、2軍の高木京や辻内の方が上なので、今後の様子によってはこれらの選手と入れ替わるかもしれない。

 福田は、最初のバッターの中田選手に対して、初球は外角低めにすばらしいスライダーを決め、2球目も外角低めに良いストレートを投げたがこれをタイムリーヒットされてちょっと自信を失い、次の稲葉選手の投ゴロを弾いてヒットにしてしまい「しまった」と思って動揺し、3人目の陽選手に対しては、その動揺がスライダーの逆玉になって本塁打されたという感じだった。悪い要素がいくつか重なっただけで、投球そのものはそんなに悪くなかったと思う。ただ、福田は結構気が弱いので、この結果で勝手に悩むのではないかというのが心配。

澤村は正念場。今日結果が悪ければ、交流戦終了後に4日休み(予備日)がある関係で、先発を1回飛ばすことが可能になるので、いったん二軍に落とされるかもしれない。

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