2016年巨人戦力評価(投手編、2015年10月25日版)

  ドラフトが終わり，戦力外や引退の選手の情報も一通り出てきたので，巨人の戦力評価をこの時点で行なっておきたいと思います。まずは投手編です．やり方は、2012年11月5日の日記と同じです。「レギュラー」は，1軍枠（12人前後）に現時点で入ってくるであろう選手です．「対抗」はレギュラーが出られないときに，すぐに2軍から上げられるであろう選手．「控え」は対抗選手に準じる選手，育成は育成選手です．また，カッコ内の数字は2015年末の時点での年齢（推定含む）です．*のついた選手はドラフト指名選手で，桜井のみ先発としています。**のついた選手は故障または故障上がりです．松本竜と笠原は入れていません．

支配下31名（育成9名）

レギュラー     対抗 控え 育成

先発 菅野(26) 小山(27) 西村健(30)**  

(右) マイコラス(27) 大竹(32) 平良(20)

高木勇(26) 桜井(22)*

    　　 江柄子(29)

救援 澤村(27) 香月(33) 與那原(18)* 成瀬(23)

(右) マシソン(31)     土田(25) 篠原(25)

宮國(23) メンドーサ(21) 高橋慎(21)   

        田原誠(26)       矢貫(32)           田中太(22)

長谷川(24)*

矢島(25)*

大竹秀(27)*

先発 ポレダ(29) 内海(33) 今村(21) 田原啓(21)    

(左) 田口(20)    杉内(35)**     

    田中大輝(23)

救援 山口(32) 公文(23) 阿南(31) 山下(18)*

(左)  高木京(26) 巽(18)*   ペレス(24)

戸根(23) 中川皓(22)*

・マイコラス・ポレダの残留を前提とすると（マイコラスについては，2年6億円（2年500万ドル）残留との報道あり）悪くない布陣である．まあ，12球団1の防御率を記録したのだから当然だが・・・．

　先発は，右が，マイコラス・菅野の両輪に高木勇，対抗に大竹や小山がいて，控えにドラ１の桜井もいる．左投手には，ポレダがいて，対抗に若手の田口とベテランの内海がいる．先発のバリエーションを考えると左の先発がいることは重要で，バランス的にはマイコラス以上にポレダの残留が重要だと個人的には考える（フロント頑張ってね）．そういう意味では衰えたりといえども内海の存在は重要で（年俸4億円は高すぎるが），5勝前後してくれたら役割は果たしたことになると思う．

　リリーフは右が澤村・マシソン・宮国・田原誠がいて，対抗に香月以下の4人がいる．マシソンの去就が微妙だが，マシソンが抜けたとしても，宮國や田原でカバー出来ると考える．左は，山口・高木京・戸根と3枚レギュラークラスがいることが強みだろう．