2013年5月の個人的月間MVP(巨人1軍)

2013年5月の個人的月間MVPです.ポイントの付け方については,3月25日の日記3月27日の日記をご覧ください.ただし,先発投手に関しては,5回以上投げることを3月25日の条件(その試合の防御率4.5以下)に加えました.

5月の1軍試合数は23試合.チーム成績:11勝11敗1分でした.

ポイント上位者
・先発投手
 菅野が4試合に登板して3ポイント(2勝0敗,防御率2.43),内海が4試合に投げて3ポイント(2勝1敗,防御率2.83).内海は,5月の最初の頃は良かったが(5日の広島戦は8回投げて無失点,12日のDeNA戦も9回投げて無失点),交流戦に入って失速した.他方,菅野は安定した成績を残している.その他の先発投手は結果が安定せず,5月の失速の大きな要因となった.

 先発投手MVP:菅野

・リリーフ投手
 山口が13試合で11ポイント(2勝1敗4H1S,防御率2.40),西村が10試合で9ポイント(2勝1敗3H3S,防御率2.45),笠原が9試合で8ポイント(1勝1敗,防御率1.93),高木京が9試合で8ポイント(1勝1H,防御率2.79),マシソンが9試合で7ポイント(0勝1敗6H,防御率2.00),青木が4試合で4ポイント(0勝0敗,防御率0.00!).抑えの西村が抑えている割にはセーブがついていないことからわかるように,5月はリードしている展開で9回に西村を投入するという形が作れなかった.例によって,山口を同点や負けている展開でも投入したので,山口の登板数が増えている上に,ホールドが少なく勝ち星がつく形になっている.負けている時での登板が主だが,高木京・笠原・青木の内容がよいので,山口の負担をもう少し減らす必要があるだろう.

 リリーフ投手MVP:山口


・打者
 阿部が55ポイント(打率247,出塁率378,本塁打6,打点13),長野が47ポイント(打率240,出塁率291,本塁打4,打点13),村田が42ポイント(打率267,出塁率345,本塁打3,打点8),坂本が41ポイント(打率235,出塁率272,本塁打2,打点8,盗塁3),ロペスが37ポイント(打率242,出塁率266,本塁打3,打点8),亀井が36ポイント(打率282,出塁率338,本塁打0,打点8).軒並み成績が落ちているが,やり玉に上がる長野・村田並に坂本の方が成績が落ちていることがわかる.枢軸4人(阿部・長野・坂本・村田)の内,かろうじて阿部だけがそれなりに頑張っているだけで,加えてロペスの調子も落ちてきたので,亀井だけでは,打線の穴を埋められなかったというのが5月の巨人の状況だろう.

 打者MVP:阿部


全体として
・5月は,先発が早い回に点を許し,打線も低調なのでなかなか追いつけないという展開が多かったと思う.リリーフは悪くないので,6月はとにかく先発にもう少し頑張ってもらえれば(5-6回まで2点以下に抑えてもらえれば)成績も上がってくるだろう.今日の試合なんかもそうだったよね.
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