巨人2軍投手事情(4月24日版)
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元大阪爺
2014年04月24日 12:59 visibility442
1軍の投手陣は、リリーフの防御率が特に悪化していて、2軍からの補充が望まれます。2軍の投手事情について、成績からみた状況を書きます。個々の選手の詳しい情報については、舎人さん・茶柱さん・むぎゅうさんらのページをご覧ください。
先発について
2軍のイースタン公式戦では、小山・江柄子・松本竜・阿南といった投手を中心に先発ローテーションを回していますが、この中で合格点をつけられるのは阿南のみ(2勝1敗、防御率1.88、WHIP1.17)です。小山(2勝0敗、防御率3.00、WHIP1.48)は結果だけをみれば悪くないように思いますが、WHIP(1回あたりの安打+四球、1.2以下が望ましい)が示すように内容が悪く、江柄子(1勝2敗、防御率7.43、WHIP2.33)や松本竜(0勝4敗、防御率9.18、WHIP2.04)にいたっては論外の成績で、2軍の低迷(10勝15敗で6位)の原因になっています。
宮國は、12日の那覇でのDeNA戦に地元ということで先発しましたが、5回2/3を投げて13安打11失点と打ち込まれ、昨日の試合では7回を3点にまとめましたが、3本のソロ本塁打を打たれて本調子にはほど遠いです。しばらく1軍に上がって来ることはないように思います。
リリーフについて
リリーフでは、右で土田・田原誠・福田・越智、左で公文・須永・星野といったところが主に使われています。この中では、右では福田(10試合、9回1/3、防御率0.00、WHIP1.29、三振率0.75個/回)、左では須永(12試合、7回2/3、防御率1.17、WHIP1.17,三振率1.17)や星野(11試合、8回2/3、防御率4.15、WHIP0.92、三振率1.38)が良かったのですが、昨日のゲームでは福田・星野は結果が悪かったです。
他の選手について述べると、土田(11試合、10回1/3、防御率0.00、WHIP1.35、三振率1.16)は防御率はよいもののWHIPが示すように内容が悪いです。舎人さん曰く「劇場型リリーフ」。まあ、今の1軍の西村みたいなものです。田原誠(9試合、9回2/3、防御率5.59、WHIP1.03)は、WHIPの割に防御率が悪いことからわかるように巨人の2軍投手の本塁打配球王(3被本塁打)となっていて「特に飛ぶ統一球」に苦労している様子がうかがえます。(ボールが飛ばなくなる)5月以降に期待出来るかも・・・。越智(11試合、8回1/3、防御率2.16、WHIP1.68、三振率0.60)は、WHIP・三振率からみるようにまだ時間がかかりそう。公文は(6試合、7回、防御率3.86、WHIP1.57、三振率0.43)、防御率やWHIPもさることながら三振率が低いのが気になりますね。
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