広島0-5巨人 采配としては完璧、青木の勝利もうれしい、でも育成としてはどうか?
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元大阪爺
2013年06月27日 00:53 visibility272
代役先発の笠原が、毎回先頭打者をだすものの盗塁死や併殺もあって3回二死二塁までこぎつけたところで左の青木に交代。右の笠原ということで、上位打線に左を並べた広島を青木が見事に打ち取って5回まで0。6回からはアコスタ・山口・マシソン・西村とそれぞれ1回ずつ0にしておわってみれば6人で9回を無失点。原監督としてはしてやったり。
でも、不調のホールトンや、二軍で好投はしているもののスタミナ不足の課題を持つ宮國の代わりが務まる先発を育てておかなくていいの?試合後に「勘違いさせても困るから」って何?せめて、「笠原はリリーフとして重要だから」とか、「今のリリーフから笠原が抜けると痛いので」とか言えないの?当初プラン通りの会心のゲームで気分がよいのはわかるけど、非常に不愉快な原さんの発言だった。
まあ、試合中に紹介された川口コーチのコメントも「笠原も来年は先発のチャンスがあるかも・・」といったような話で、はなから「今年の先発」として考えていないのが残念だった。はっきりいって、リリーフでアコスタ・青木が使えるめどがついたのだから、リリーフより先発の方が薄いだろ?
まあ、青木の投球は見事でした。圧巻は4回。左の丸選手と右のエルドレッド選手を二人とも見逃し三振に打ち取った。解説の佐々岡さんが、「(広島で一緒にやっている頃から)とにかく、打者に球を見えづらくするために工夫していた。」という通り、緩急・フォームのすべてをつかって打者のタイミングを外し、丹念に低めをついていた。今日の試合で、完全に左リりーーフとして高木京を抜いて、山口の次の立ち位置になったと思う。
打つ方は、昨日の勝ち越し打で何かをつかんだらしい村田が先制タイムリー。長野が追い打ちの2点タイムリー。阿部がだめ押しのツーランと非常にうまく点を取った。二試合連続スタメンの立岡は、昨日も今日も無安打2三振で打率も2割を切った。守備でもエラーをしており、立場はかなり厳しくなったように思う。
中井が代打で登場し凡退するものの小笠原にかわって1塁を守って2度目の打席はライト前ヒット。以前より構えが大きくなり振りが豪快になった。構えているとき力んでいるように見えるのが気になるが、しばらくこれでいくのだろう。明日は右のバリントン投手が先発だが、1塁またはセカンドで中井をスタメンで起用するように思う。
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