2013年レギュラーシーズンの巨人選手の総ポイント(2軍)
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元大阪爺
2013年10月01日 00:18 visibility758
2軍のレギュラーシーズンが終わったので主な選手の総ポイントと成績を以下に記します.*は育成選手です.ポイント(pt)にはフューチャーズの試合の分も入っていますが,成績にはフューチャーズの分は入っていません。回数で1回未満は切り捨てています。
また、最後に,レギュラーシーズンの個人的MVPを書きます。
ポイント上位者や注目選手
主に先発投手
右
小山:7pt(14試合85回,8勝3敗,51三振,防御率3.68)→1軍昇格
雨宮*:12pt(18試合71回,4勝4敗,51三振,防御率3.80)
江柄子:10pt(19試合98回,4勝9敗,56三振,防御率3.49)→1軍昇格プロ初勝利
左
今村:11pt(21試合112回,10勝3敗,67三振,防御率3.45)→1軍昇格プロ初勝利
阿南:12pt(21試合120回,8勝5敗,62三振,防御率2.93)→1軍昇格
主にリリーフ投手
右
土田*:50pt(62試合56回,3勝0敗6S,70三振,防御率2.56)
一岡:28pt(35試合32回,0勝1敗15S,42三振,防御率1.10)→1軍昇格
田原:24pt(30試合27回,2勝0敗1S ,20三振,防御率3.00)→1軍昇格
越智:7pt(15試合11回,0勝1敗,5三振,防御率10.64)
アコスタ:10pt(13試合11回,1勝2敗3S,9三振,防御率0.79)
久保:4pt(8試合7回,0勝1敗,5三振,防御率7.36)
左
公文:36pt(45試合37回,0勝5敗1S,30三振,防御率2.68)
柴田*:22pt(27試合30回,1勝0敗,21三振,防御率3.56)
星野:15pt(22試合14回,0勝1敗,11三振,防御率5.02)
捕手
河野:46pt(45試合95打席,打率310/打点8/本塁打3,出塁率348)→1軍昇格 初安打初本塁打初打点
鬼屋敷:46pt(54試合131打席,打率161/打点12/本塁打2,出塁率194)→1軍昇格
市川:26pt(28試合63打席,打率232/打点3/本塁打1,出塁率283)
・河野は打撃でも鬼屋敷をリードしている。
野手
右
坂口:210pt(104試合387打席,打率289/打点42/本塁打11,出塁率403)→1軍昇格 初安打初打点
大田:151pt(67試合283打席,打率272/打点43/本塁打13,出塁率332)→1軍昇格
中井:85pt(41試合153打席,打率338/打点22/本塁打3/,出塁率379)→1軍昇格活躍もケガで降格中
加治前:112pt(83試合234打席,打率246/打点27/本塁打4,出塁率333)→1軍昇格
谷:38pt(39試合75打席,打率324/打点9/本塁打1,出塁率373)
左
辻:82pt(72試合236打席,打率213/打点19/本塁打0,出塁率249)
橋本:182pt(78試合340打席,打率327/打点34/本塁打6/盗塁15,出塁率389)→1軍昇格
隠善:89pt(81試合202打席,打率295/打点17/本塁打2,出塁率323)
小笠原:36pt(49試合100打席、打率239/打点12/本塁打2、出塁率280)
坂口は,打率に比べて出塁率が1割以上よいことからわかるように59四球を選ぶという選球眼のよさを見せている。これは大きな武器であろう。
各部門MVP
先発投手:今村
イースタンで10勝を上げ、1軍でも結果を出している。
リリーフ投手:土田*
大活躍の今年だった。右投手の層は厚いが1軍で試すべきである。まずは,早期の支配下昇格を球団に望みたい。
捕手:河野
着実に成長している。今年のレベルの大卒・社会人卒捕手ならドラフトで取る必要はないと考える。
野手:坂口
大田と同年齢で高校時代は大田とライバルだった。大学(東海大)での伸び悩みが指摘されていたが,プロの水が合っていたようで順調に成長している。サードの守備固めで使えるとみなされれば1軍のチャンスも増えるだろう。つまり課題は守備である。
全体MVP:今村
高卒ルーキーとして1年目の去年は、イースタン公式戦で6月に初登板。後半は先発ローテーションに入ってノーヒットノーランを含む3勝を上げた。2年目の今年は、シーズンを通して先発ローテーションを守って10勝を上げ、1軍に上がってプロ初勝利を上げ、ポストシーズンの登板の可能性もある。球団やファンが期待する青写真通りの理想的な成長である。昨年は1軍登板はなく、今年の1軍での登板回数も30回を越えないだろうから、来年の新人王の候補の一人となるだろう。
その他
・1年目の去年は、2軍の試合でほとんど投げられず、内容も悪かった育成選手の柴田が今年は2軍の戦力となった。私も、彼の獲得には懐疑的だったが、今年の彼の成長ぶりには驚かされた。来年、支配下を勝ち取れるかどうか注目である。
・一岡は今年もがんばったが、SKYがいる1軍を考慮すると、ロングリリーフできることを示さないとなかなか1軍には定着できないのではないか。
・越智と久保は夏場の1軍復帰を目指してがんばっていたようだが、球威が戻らなかった。8月下旬以降はほとんどイースタンでも出番がなくリハビリに専念していたように思う。二人とも功労者だから、今オフの戦力外はないと思うが、猶予はあと1年くらいだろう。
・アコスタは、2軍では球威が図抜けている。大幅減俸の上、保険として来年も契約するのではないか?
・隠善は、去年はイースタンの首位打者であり、今年も3割近く打っているのに、1軍では4月に1打席与えられたのみである。松本哲・亀井・橋本の1軍外野枠争いから完全に取り残されている。舎人さんが書かれているように、可能ならトレードに出してやるべきと思う。
・加治前に関しては、右の外野手の中長距離打者が少ないことと、大田の伸び悩みや、今オフに谷が抜けることが予想されるので、来季も巨人に残っているように思う。
・小笠原は、左の代打が手薄にも関わらず、現時点で1軍に呼ばれていない。2軍の成績も良くない。CSはもちろん、来季の1軍構想からも外れているように思う。谷の場合は、2軍で打っているのに呼ばれていないので、小笠原同様、構想から外れているように思う。
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