2014年6月の個人的月間MVP(巨人2軍)

2014年6月の2軍の個人的月間MVPです.ポイントの付け方については,5/3の日記を参照して下さい. 6月の2軍公式戦試合数は14試合.チーム成績:7勝6敗1分でした.

ポイント上位者
・先発投手
 6月は,宮國(22才,3試合2ポイント)・江柄子(28才,2試合2ポイント)・澤村(26才,3試合2ポイント)・セドン(31才,2試合0ポイント)といった所で主に先発を回しました.一時,先発で投げていた公文は,また,リリーフに戻っています.
 5月1日以降,1ヶ月以上登板のなかった宮國ですが,6/9(3回1安打1失点),15(5回4安打2失点),23(7回11安打5失点)と先発で使われていて,舎人さんがレポートしてくれています(6/15はこちら, 6/23はこちら).23日の試合は結果だけ見ると悪そうですが,舎人さんのレポートを読むと課題はあるものの希望の持てる内容だったようです.宮國は,7月5日にも先発していて7回5安打2失点にまとめています.夏場には,1軍に出てきてくるかもしれません.
 6/18に西武相手に1安打無四球で完封をやってのけた江柄子ですが,6/27のヤクルト戦では6回2/3を2安打5四死球3失点と今一つの内容でした.2安打3失点はともかく,5四死球というのは大きなマイナスイメージで,その後,7/9に先発するも4回8安打1四球5失点でした.前にも書きましたが,江柄子は好不調の波が激しいのが大きな欠点です.2011年のドラ6で28才.ドラフト下位で年齢が高くて投球が不安定というのは,巨人では特に厳しいです.何とか安定した投球を続ける必要があります.

先発投手MVP:該当無し.
 
・リリーフ投手
 右投手では,笠原(25才)が3試合で3ポイントで1軍に上がりました.左投手では,須永(29才)が5試合で5ポイント,星野(30才)が6試合で5ポイント,高木京が5試合で4ポイント.須永は頑張っていますが,この前の1軍での結果(1試合1/3回,3安打1四球3失点)が悪かったので,1軍昇格はかなり厳しいかもしれません.

 リリーフ投手MVP:該当者無し.

故障者(?)情報
 ルーキーの長江(育成,23才),野間口(育成,31才),高木康(育成,32才)の登板がありません.支配下選手が育成選手になった場合(野間口・高木康のケース),翌年に支配下登録されなければ自由契約になります.支配下登録期限は7月末なので,6月末の時点で,野間口・高木康の登板がないというのは非情に厳しい状況だと思います.
 

・捕手
 鬼屋敷(23才)が7試合に捕手として出場して12ポイント,河野(23才)が4試合で4ポイント,実松(33才)が2試合で3ポイント.井野(31才)が2試合で1ポイント.試合数やポイント数でわかるように,鬼屋敷が河野を上回り評価が逆転した印象を受けます.また,小林(25才)が1軍の第2捕手となり,1軍は捕手二人制になりました.万一の時は寺内を捕手起用するらしいです.ということで,井野・実松・加藤(33才)が二軍降格という状況になっています.

 捕手MVP:鬼屋敷.


・野手
 大田(24才)が34ポイントで2位の矢野(34才)の20ポイントを引き離したダントツです.5月は低調だった大田が巻き返してきました.1軍で使ってやってほしいですが,1軍では,セペダ・アンダーソン・ロペスの見極めが優先されているため,大田の出番がありません.2割30発のバッターは,「コマ」として使う余地があると私は思います.大田に「3割30発」の主軸打者を求めるのではなく,「2割30発」の「恐怖の下位打者」の役割を原監督には求めて欲しいと私は思うのですが・・.

野手MVP:大田

当面の1軍昇格の可能性についてまとめ

先発投手
 澤村がすでに上がって結果を出しましたし,内海も秒読みです.他の選手は当分1軍昇格はなさそうです.8月以降の状況では,宮國があるかもしれません.

リリーフ投手
 左で,星野・高木京・須永といった所が候補ですかね.右は,西村が上がって土田・笠原も1軍にいるので上がりそうな人はいません.むしろ,土田か笠原が落ちる可能性の方が高いかな.

捕手
 セペダ・アンダーソン・ロペスの見極めのために,第3捕手の枠を削っている状況です.外国人野手の決着がついて一人落ちれば,実松あたりを上げるかもしれません.

野手
 大田と言いたいところですが,原さんの頭の中には橋本があるようですね・・






sell月間MVP

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。