久保投手:一皮むけたか?
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元大阪爺
2010年04月09日 13:00 visibility106
4試合、9回1/3を投げて失点1、10奪三振で、防御率0.96というのが今の久保の成績である。オープン戦での調子は今一つで、開幕時に登録されたのはほとんどぎりぎりで、7人のリリーフ投手の中で最下位の位置づけだったと思う。当然のことながら、最初の3試合は負けている展開での登板となったが、初登板は除いて、2試合目・3試合目は共に0点で踏ん張ったことが評価されて、昨日、初めてリードした展開で6回から投入された。
今までの久保なら、こういうとき、いきなり本塁打を打たれたり、あるいは、慎重にいって四球を連発した後、ストライクを取りにいって長打を食らうというパターンだったのだが・・・、昨日は3回をピシャリと0に抑えてチームに勝利をもたらし、いつも久保には厳しい原監督からもほめられることとなった。
実は、久保はチーム生え抜きの投手では最年長(30才)である。2002年に、木佐貫とともに、ドラフト自由枠で入ってきた期待の投手であり、本来なら、二人して巨人のエース格になっていなければならない投手であった。しかし、木佐貫共々、今一つ伸び悩み、同期の木佐貫はトレードでオリックスに行った。危機感と共に内心期するものがあったはずである。
ストレートも速く、多様な変化球を持ち、投手守備もうまいのに結果が今一つという久保であったが、、今度こそ「器用貧乏」を脱して欲しいと思う。
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