セCS2 投手起用の難しさ(59152. 6)

結果を見れば、中4日のチェン投手・吉見投手を打ち崩したことが連勝の大きな要因となった。「中日は初戦に勝ったのに中4日のチェン投手でいく必要はあったのか?」という疑問は中日ファンにはあるだろうけど3つの点でそれは難しかったと思う。

ひとつは初戦の結果を見て第2戦の先発を決めるなんて事は準備する投手の事を考えれば困難だということ。2つ目は、昨年のCS2の第2戦で朝倉投手を起用して巨人打線をよみがえらせてしまって大敗しCS2敗退につながったイメージが落合監督に残っていたであろうこと。3つ目は、初戦で当たる苦手ゴンザレス投手(対中日戦4勝0敗)の事を考慮すれば、第2戦必勝の形を取る必要があったこと。

したがって落合監督は第2戦先発をチェン投手と決めていたのだろう。

海の向こうの大リーグだってヤンキースが中3日でサバシアを先発させて勝ち、リーグ優勝決定戦を優位に進めている。

絶対的なエースを2枚(チェン投手と吉見投手)持つ以上、それを最大限用いて短期戦を勝ち抜こうとするのは、ある意味当然であり落合監督の先発投手起用は責められないと私は思う。

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