巨人軍選手を勝手に査定（投手編その１：リリーフ投手）(68970,6)

オフシーズンの名物といえば契約更改。ということで，巨人軍の気になる選手を勝手に査定します。

豊田投手，38才，2009推定年俸：2.1億円，46試合，40回2/3，率1.99，2勝2敗，15H,5S：リリーフ貢献度NO.4

38才で立派な成績だが，2.1億円は正直いってちと高い。優勝への貢献も考えて１年契約現状維持というところかな。でも，人件費が足りなければ，38才という年齢も考えて，減俸→反発→自由契約　　もあり得ると思う。豊田の契約がどうなるかは，今年のオフで注目すべき事柄だと思う。小林雅（35才）の身元照会をしているのが何となく気になる。豊田が抜けることを前提にしているのかもしれない。

クルーン，36才，3億〜3.5億円，46試合，50回，率1.26，1勝３敗，１H，27S，リリーフ貢献度NO.3

ひやひやさせられるが圧倒的な球威で最後は締める。今年は，ケガで2度の戦線離脱があったものの，スライダーが使えるようになり安定度が増し，リーグ優勝，CS，日本シリーズすべてで胴上げ投手になった。以前は，2009年での引退も示唆していたが，これだけ「気持ちのよいこと」を経験した所為か来季もやる気満々です。２年契約と思っていたら，１年契約プラス２年は球団側に契約延長の決定権があるとかで原監督・阿部との相性もよいし普通に延長でしょう。年は36才だがピッチングが若々しいし後２年はやれる。1-2年契約で現状維持というところか。

M中村，33才，2億円，29試合，27回2/3，率6.18，1勝2敗，5H：リリーフ貢献度最下位。

優勝を逃していたら間違いなく戦犯扱いされた成績。限度額いっぱいまで下げて（２億円以上は40％のはず）1.2億円という所。

越智，26才，3千万円，66試合，71回，率3.30，8勝３敗，24H,10S，リリーフ貢献度NO.2。

山口と並んで，大車輪で試合終盤を支えた。クルーンがいないときは抑えもつとめた。防御率はちょっと悪くなったがリリーフ投手の貢献度としては山口の次だと思う。　ということで，8千万円〜１億円。

山口，26才，4千5百万円，73試合，78回，率1.27，9勝１敗，35H，４S

リリーフ貢献度NO1.というか，個人的にはこの人がMVPです。1-1.2億円+タイトル料（ホールド王）1千万円というところでいかがでしょうか。