捕手:キムタク裏話 (45578,58,1076)

横浜−巨人戦をラジオで聞いていたら,たまたま,先日のヤクルト戦でのキャッチャー木村拓の話になった.解説の佐々木主浩さんが,藤田投手(左腕)に対し,インコースのスライダーを要求して青木(ヤクルト)を三振にしたリードについて,木村拓に尋ねたら,「以前に藤田が投げたとき,セカンドで守っていたら,(左打者の)インコースにスライダーを投げたそうにしていたから.」と答えたとのこと.


 


佐々木さんもアナウンサーもびっくりしていた.一つは,セカンドを守っていてそういうことに気づくかということ,もう一つは,実際にそれを(急に捕手になった場面で)投げさせるかということである.キムタクは10年以上捕手をやっていなかったけど,捕手の目は持ち続けていて,かつ,その自分の「捕手の目」に自信を持っていたことになる.


 


逆に言うと,阿部や鶴岡は,藤田のそのような思いに気づかなかったか,気づいていても,それを使えなかったことになる.捕手として反省すべきことであろう.


 


木村拓という選手の奥深さを知らされた思いがした.


 

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