巨人5-3横浜：収穫多し (44340,61,1308)

・昨日の日記で心配点として小笠原と亀井を上げましたが，小笠原は7回まで出場して4打数２安打１本塁打２打点，亀井も２安打ととりあえず懸念を払拭してくれました.

・阪神戦では少し疲れがあったような山口がきっちり佐伯を三振にとりました．これで62試合目の登板ですが，何とかペナント終盤までは保ってくれそうです．もちろん，それ以降も保ってくれなくては困るが・・・．山口・越智は１シーズン持ちこたえた．すばらしいことだ．

・クルーンもきっちり抑えた．スライダー（カットボール）を使えるようになり，球種が増えたので，待球が難しくなったようで，打者が早打ちしてくれる感じ．ケガ等で前半戦の登板数が少なかった分（現時点で38試合），終盤でも余力が残っている感じだ．カットボールも，２軍にいるときに練習して習得したのだろうから，両方とも「ケガの功名」というところか．クルーンは今年での引退を以前は示唆していたが，ピッチングが若々しいし，カットボールを覚えてピッチングの幅も広がった．まだまだやれると思うし，やってほしい．

・ゴンザレスのピッチングも守備も見事．

・左投手の吉見が出てきて，松本は代えられたが，脇谷は代えられず．当面，セカンドは脇谷で固定のようだ．中井（高卒２年目）は，昇格したての頃の脇谷のように，小笠原が引っ込んだ後のサードとして使われる見込み．ただ，昨日の谷の１回のタイムリー２塁打（すばらしいバッティングだった）の直後，中井の前でしきりとバッティングの説明をする原監督の姿があった．とってもよい光景で，原監督自ら，中井を教育したいという意味もあるようだ．

収穫の多いゲームだったと思う．