巨人契約更改:残りの注目選手 (12/6,201624,野球6,総合22)

・給料が大きく上がる人
久保

 長らく期待を裏切り続けてきたが,今年は中継ぎで巨人の救世主となった。球団歴代1位の79試合に登板し91回を投げ,防御率2.77,8勝1敗,32ホールドという成績である。今年の年俸2700万円からの倍増は当然として,どこまで給料が上がるか注目である。

東野

 今年の年俸が4千万円。昨年の8勝8敗防御率3.17から,今年は13勝8敗防御率3.27で,先発投手の勝ち頭となった。6千万円~1億円の攻防か?

星野

 育成(年俸440万円)で入団して昇格,左の中継ぎとして頑張った。34試合,34回1/3を投げて防御率3.93は立派なものだろう。1軍選手の最低年俸が1500万円だから,この金額にどれくらい近づくかで,来年の1軍戦力としての期待度が測れる。

坂本

 今年の年俸は8千万円。昨年より打率は下回ったが(.306→.281),打点(62→85),本塁打(18→31),盗塁(5→14),得点
(87→107)は上昇したので守備のミスを差し引いても昇級だろう。これからの巨人の野手の顔になる選手なので,1億円をかなり越えるかもしれない。

長野

 今年の年俸は1500万円。いろいろミスもあったが新人王である。3千万円~5千万円の攻防か・・

・給料が大きく下がる人

グライシンガー
 今年の2.6億円からどれくらい減額されるか。話が合わなければ自由契約もあり得る。

M中村
 2008年オフにトレードされ,2億円X2年契約が終了した。今年は去年に比べるとよかったものの,2年間で見れば大きく期待を裏切っている。こちらもどれくらい減額されるか?



 今年の年俸が2.4億円。すでに1回保留している。大幅な減俸を提示されたためだろう。巨人としては半額以下にしたいはず。場合によっては,グライ同様に自由契約もあり得る。

・その他

橋本到

 今年の年俸は,巨人の2軍レギュラーのレベル「6百万円」に25万円上乗せしたもの。これだけでも球団の期待度がわかるが,契約更改ではどうなるか?今年は1軍初出場もしたし来季への期待が高まる。625万円からの上乗せ金額で期待度がわかる。


伊集院
 舎人さん一押しの(捕手からコンバートされた)育成内野手。今年の年俸は,育成選手の最低年俸である240万円。これからどれくらい上乗せされるかで球団の期待度がわかる。

 巨人の今年の年俸では,2軍レギュラーの年俸は600万円程度,1軍に少しでもでると800万円程度,1軍に常時いることが期待される選手が1500万円(=1軍最低年俸)程度ということがわかる。ドラフト上位組は,新人としての契約時にこれより上の年俸をもらえるが,1軍で活躍しないと,上記のレベルに下がっていく。
 今年の契約更改で,この「相場」が変動するかどうかにも注目したい。











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