アビスパ万全。
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アオ
2007年03月07日 03:41 visibility83
鳥栖は前半3分までは、ゲームにいい入り方をしたかな、という感じだったが、選手たちもそうした油断があったのだろうか。その瞬間を、切れ味鋭い福岡の攻撃陣は見逃さなかった。
結局開始後5分という、「魔の時間その1」にあっさり福岡が先制点を奪ったことで、その後終始福岡が圧倒、鳥栖はセットプレー以外はほとんどチャンスすら作れず、ホーム開幕戦は非常に苦いスタートになってしまった。
福岡の勝利は非常に内容のある勝利で、個々の選手としての才能はもちろん、チームとしての充実度の高さを感じさせた。選手たちのサポートの距離、時間帯やリズムに応じたチーム全体の意思統一、控え選手を含めたモチベーションなどなど、Jリーグ31チームすべてを通じてみても、開幕戦の福岡は「勢い」を感じるという点では、同じく5点を奪って開幕戦を飾ったヴェルディをも凌ぐ、Jナンバーワンといっても過言でもないものがあったように思う。
問題は、長丁場のJ2でこの勢いをどこまで持続できるか。攻撃も守備も非常に中途半端だったこの試合の鳥栖に対して、いくら良いサッカーをできたとしても、今後はJ2ならではの自陣に立て篭もって出てこないチームとの対戦も控えている。もちろん、ヴェルディ・セレッソ・京都といった昇格レースのライバル同士の対戦も非常に楽しみだ。
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