危なげなく勝利

  • アオ
    2008年02月21日 22:35 visibility51

スタートしたての新チームは、厳しい北朝鮮戦を内容で圧倒されながらも勝利を手にしたことで、自信を深めたのでしょう。先発を大幅に入れ替えて臨んだが、相手の枠内シュートをほとんど許さず、高い位置でボールを奪ってチャンスを多く作り、見事な2ゴール。

 

韓国も強くなっているそうですが、今日を見る限り、個人技も粘りも日本の方が上でした。

 

攻撃の選手が目立った試合でした。

まず、共に素晴らしい得点を決めた先発2トップ。荒川選手は相手にとって脅威を与え続けていましたね。大野選手もいい動きを続けていました。怪我で交代になりましたが、早い回復を祈っております。

澤選手も潰されていたけど、きっちりアシストをきめていたのはさすが。

丸山選手をもうちょっと長い時間見たかった。前の試合より見せ場は作っていましたが、まだまだあんなもんじゃないと思います。

 

さて、戦術的な面ですが、今日は技術に優れるセンターバックの豊田・岩清水の二選手に加えてスピードと粘りのある中地選手もいて、バックラインの安定はかなり良かったと思います。

確かに、前半は右サイドで裏を取られたシーンが一、二度ありましたが、チームの完成度がまだこの段階であることを考えれば、眼を瞑っていいところだと思います。

むしろこのシステムがはらむ危険性としてもっと根本的に気をつけなければいけないのは、北朝鮮戦でやられたような、日本が守備から攻撃に移ったところで再びボールを失ってショートカウンターを食らうという パターンです。けれども、今回は(相手のレベルも違いますが)かなり修正できてたのではないでしょうか。

 

この充実してきた感じを、日本女子代表初の国際タイトル奪取という結果に変えてくれれば素晴らしいですが、優勝がかかる完全アウェイの最終中国戦は、気負わずに自分たちの戦いを貫いて欲しいなと思います。

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