☆甲子園優勝校を巡る旅~群馬県勢初の甲子園優勝校~

 

 

 

♪この間 渡良瀬川の河原に降りて ずっと流れ見てたわ

 

♪北風がとても冷たくて 風邪をひいちゃいました

 

 

 

 

両毛シリーズのトリを飾るのは、やはり桐生一高でしょう。

 

 1901年(明治34年)に桐生裁縫専門女学館として開校し、1989年(平成元年)に現校名に改称されました。

東京パフォーマンスドールのメンバーであった篠原涼子チャンもここに在籍していたようですが、真相については群馬出身のラボ友さま達に委ねます(笑)

 

 

野球部は、春の選抜に3回、夏の選手権に9回出場し、甲子園通算成績は15勝11敗で、勝率.577は群馬県1位となっています。

 

桐生一といえば、1999年(平成11年)第81回夏の選手権大会で、左のエースだ!正田樹を擁し、比叡山を2-0、仙台育英を11-2、静岡を4-3、桐蔭学園を4-0、樟南を2-0、決勝では岡山理大付を14-1で破り、見事に優勝を成し遂げました。

この優勝は群馬県勢としても春夏通じて初の優勝であった。

 

この対戦の中で個人的に印象に残っているのは、1回戦の比叡山高校戦です。

この年の比叡山は、湖国のドクターKこと好投手右腕・村西哲幸を擁し上位進出が期待されており、正田と村西の投手戦が予想される1回戦屈指の好カードだったからです。

 

試合は予想通り7回まで0-0の投手戦でしたが、桐生一が8回裏に2点を奪い、そのまま2-0でゲームセットとなった。
村西投手は、被安打5、12奪三振の力投であった。

 

実は、比叡山はこの年の春の選抜大会でも、初戦で優勝した沖縄尚学高校と対戦。

村西投手は、散発3安打、10奪三振と完璧に抑え込んでいたが、スクイズの1点に泣いた。

 

今でも桐生一高と聞くと、春夏連続で優勝校に初戦敗退した、悲運の比叡山高校を思い出すのである。

 

 

 

 

以上です。

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