☆全国中等学校野球史(43)~熊本~
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鶴丸 深志’
2015年01月04日 00:00 visibility538
熊本県に初めて野球が伝わったのは明治21年といわれているが、最初に行われた場所については諸説ありはっきりしない。
明治27年~28年頃には熊本師範で野球が始まり、明治30年には熊本商に赴任してきた米国人教師が野球を教えたという。
正式な野球部の創部は熊本商が明治31年で最も古く、明治33年に中学済々黌と八代中、明治34年に熊本中、明治36年に玉名中、明治44年に九州学院中で創部された。
この間、九州朝日新聞社主催の熊本県中等学校連合野球大会や第五高等学校主催の全九州中等学校野球大会が開催され、中学済々黌が強さを発揮し、当時の九州では最も実力があったといわれている。
しかし、明治41年の全九州中等学校野球大会の決勝戦で、中学済々黌と熊本師範との間で大混乱が起き、大会は中止となり、熊本県の各校は一切の大会に出場できなくなった。
このため、大正4年に始まった第1回全国中等学校優勝野球大会の九州予選には熊本県から1校も参加できなかった。
熊本県勢が初めて予選に参加したのは、大正9年の第6回大会からであった。
初代表校
熊本商(大正14年夏)
初勝利校
熊本商(大正15年夏)
最高成績
優勝
春夏通算成績
94勝98敗1分
最多勝利校
熊本工 45勝
以上です。
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