☆全国中等学校野球史(48)~朝鮮~

戦前は外地からも予選を勝ち抜いたチームが全国中等学校優勝野球大会に出場していたという事も記述しておきましょう。

韓国に野球が伝えられたのは1905年頃で、アメリカ人宣教師フィリップ・ジレッドが皇城基督青年会の生徒に教えたといわれている。
その後、漢城、京信、徽門、培材などの高等普通学校に野球部ができ活発に行われた。
1921年の第7回全国中等学校優勝野球大会から朝鮮予選(現在の韓国と北朝鮮)が始まり、初の予選には京城中、仁川商、龍山中、釜山商の4校が参加した。以降、朝鮮予選が廃止されるまでに64校(参加表明含む)が予選に参加した。
朝鮮からの初代表は釜山商で、初戦で杵築中(大社)を 17-8 で破り初勝利も挙げた。


初代表校
釜山商(大正10年夏)

初勝利校
釜山商(大正10年夏)

最高成績
ベスト8

春夏通算成績
8勝20敗

最多勝利校
京城中 2勝





以上です。

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