☆夏の予選皆勤都道府県～最終版～

前々回の日記で、都道府県ごとに夏の予選不参加の大会を記述しましたが、静岡の民さまのご指摘もあり、先ほど記述した東京ドームのとある一角で改めて調査したところ、誤記がありましたので、お詫びして訂正させて頂きます。
また、予選準皆勤校←に関して有力な情報も入手できました！
尚、今回は1941年(昭16年)第27回大会は除いております。

【北海道】
第1回、第3回、第4回

【青森】
第1回、第2回、第3回、第4回、第6回、第7回
↓
第1回、第2回、第3回、第4回、第5回、第6回、第7回

【岩手】
第1回

【秋田】
第2回、第4回、第6回

【山形】
第1回、第2回、第3回、第4回、第7回、第8回

【宮城】
第1回

【福島】
第1回

【茨城】
第1回、第10回

【栃木】
第1回、第2回、第3回

【群馬】
第1回、第2回、第3回、第4回、第5回

【埼玉】
第1回、第2回、第3回、第4回、第5回、第6回、第11回

【千葉】
第1回、第2回、第3回

【東京】
予選皆勤

【神奈川】
第1回

【山梨】
第1回、第2回、第3回、第5回、第6回、第7回、第8回、第9回

【長野】
第１回、第8回
↓
第1回

【新潟】
第1回

【富山】
第1回、第6回

【石川】
第1回

【福井】
第1回、第2回、第3回、第5回
↓
第1回、第2回、第3回

【静岡】
第1回、第3回、第5回

【愛知】
予選皆勤

【岐阜】
予選皆勤

【三重】
予選皆勤

【滋賀】
予選皆勤

【京都】
予選皆勤

【大阪】
予選皆勤

【兵庫】
予選皆勤

【奈良】
第1回、第2回

【和歌山】
予選皆勤

【岡山】
予選皆勤

【広島】
予選皆勤

【鳥取】
予選皆勤

【島根】
予選皆勤

【山口】
第1回

【香川】
第5回

【徳島】
第11回、第12回

【愛媛】
第1回

【高知】
第1回、第2回、第3回、第4回、第5回

【福岡】
第9回、第10回、第11回、第12回

【佐賀】
第1回、第2回、第3回、第4回

【長崎】
第2回

【熊本】
第1回、第2回、第3回、第4回、第5回、第10回

【大分】
第1回、第2回、第3回、第4回、第5回、第6回

【宮崎】
第1回、第2回、第4回、第5回、第6回、第8回、第9回、第10回、第11回、第12回、第13回

【鹿児島】
第1回、第2回、第3回、第4回、第5回、第6回

【沖縄】
第1回、第2回、第3回、第4回、第5回、第6回、第7回、第10回、第11回、第12回、第13回、第15回、第28回、第29回、第30回、第31回、第32回、第33回

また、静岡の民さまより、大会初期の不参加の理由等々の貴重な情報を分かる範囲で頂きましたので、お礼も含めここに残しておきたいと思います。

北海道⇒明治期に札幌一中と北海師範の応援団の紛争により北海道庁により対抗試合禁止。

青森⇒明治期に弘前中と青森中の応援団の紛争により県知事により対抗試合禁止。

千葉⇒明治期に佐倉中と成東中の応援団の紛争により対外試合禁止。

静岡⇒明治末期から野球害毒論運動で対外試合禁止。ただし、大正頭に解かれるが、予選参加には至らず。

長野⇒第9回の大正12年に長野市と松本市の県都争奪に端を発した南北中学間の対立が激しくなり公立中学の予選参加が禁止。私学の松本商は拘束を受けず参加。

福井⇒明治末期から野球熱が下火になり四高主催の北陸関西大会にも不参加。野球害毒運動の影響もあり？

奈良⇒大正3年に県下最強の天理中が部員の素行不良で野球部解散をした影響では？

山口⇒大正4年に山口高商主催の第一回近県中学野球大会が開催された影響？

香川⇒大正6年に丸亀中のラフプレーが波紋を呼んで県知事によって対外試合禁止。

愛媛⇒松山中は参加希望も許可がおりず。

徳島⇒テニスの対抗試合の際の紛争がきっかけで、全てのスポーツが対外試合禁止。

高知⇒明治末期より野球熱下火。野球害毒論運動の影響もあり？

福岡⇒県知事が「他県と試合をする必要はない」と県外での試合を全面禁止。

熊本⇒五高主催の全九州大会で済々黌中六連覇のピンチに応援団がグラウンドに乱入。これが理由になり県中学の対抗試合が禁止。

鹿児島⇒七高主催の県下中学連合野球大会で試合後の喧嘩が問題視され対抗戦が一切禁止。

沖縄⇒戦前は交通経済事情、戦後は米軍下のため。

以上です。