☆夏の予選皆勤都道府県~誰かが救いの手を君に差し出している~
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鶴丸 深志’
2011年09月15日 06:57 visibility838
<秘蔵写真>
サーバーの不具合でしょうか?
せっかくの秘蔵写真が貼り付いていないようですね(笑)
9/10(土)に、秋田高校(秋田)と宇治山田高校(三重)の野球部OBが秋田高校グランドで対戦したようです。
これは大正4年(1915年)に開催された第1回全国中等学校優勝野球大会2回戦の再現です。第1回大会マニアの方々にとっては夢のような試合でしょう。
試合は、当時と同様に秋田高校が勝利を収めたようです。
余談ですが、わたしのPCに「秋田高校」もしくは「秋田中学」と入力すると、「第1回夏の大会準優勝校。先人達はみちのくへ大旗が渡る事が、これ程までに長く困難な事になるとは誰も思わなかったでしょう。」に変換されます。
そういえば、一昨年には第1回夏の大会に出場したのを最後に、その後一度も甲子園出場がない広島国泰寺高校(広島)と宇治山田高校の野球部OBによる対戦もありました。
これらを我々歴史研究科の専門用語で、「大正浪漫」と言います。
さて、第1回夏の大会と聞くと、夏の予選皆勤15校を連想される方も多いと思います。
既にラボーラでは多くの方々が夏の予選皆勤校に触れております。(以下参照)
旭丘(愛知/夏8回出場)
http://labola.jp/diary/6651825
時習館(愛知/夏1回出場)
http://labola.jp/diary/6528011
岐阜(岐阜/夏3回出場)
http://labola.jp/diary/6517742
西京(京都/夏3回出場)
http://labola.jp/diary/6412801
山城(京都/夏3回出場)
http://labola.jp/diary/6363816
同志社(京都/夏2回出場)
http://labola.jp/diary/6402798
市岡(大阪/夏10回出場)
http://labola.jp/diary/6536047
http://labola.jp/diary/6590021
関西学院(兵庫/夏7回出場)
http://labola.jp/diary/6596107
神戸(兵庫/夏4回出場)
http://labola.jp/diary/6576167
兵庫(兵庫/夏1回出場)
http://labola.jp/diary/6513508
桐蔭(和歌山/夏20回出場)
http://labola.jp/diary/6374638
鳥取西(鳥取/夏23回出場)
http://labola.jp/diary/6493287
米子東(鳥取/夏13回出場)
http://labola.jp/diary/6705608
http://labola.jp/diary/12531130
大社(島根/夏8回出場)
http://labola.jp/diary/6346886
http://labola.jp/diary/12624008
松江北(島根/夏2回出場)
http://labola.jp/diary/6561371
http://labola.jp/diary/12559437
では、夏の予選参加皆勤の都道府県はどこなのか?と言う疑問が沸いてきます。
先ずは、第1回夏の大会の予選に参加した、秋田県、東京都、愛知県、岐阜県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、岡山県、広島県、鳥取県、島根県、香川県、徳島県、福岡県、長崎県が候補に挙がります。
その中から、予選皆勤校のある愛知県、岐阜県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、鳥取県、島根県の8府県が確定です。
続いて、第1回大会から連続で夏の全国大会に代表校を出している東京都が確定で、9都府県となりました。
ちなみに、第1回大会から連続で夏の全国大会に代表校を出しているところは、東京都と兵庫県です。
ここからが、行き詰まりますた・・・。
こうなりゃ、該当する県高野連に直接確認してみましょう!
秋田県は、第2回、第4回、第6回大会東北予選に参加していませんでした。理由は分かりませんでしたが、わたしが勝手に思うに、第1回大会東北予選の時に、岩手県を呼ばずに秋田県単独で行った事に何らかの因果関係があるのではないでしょうか?
(女性が対応され、標準語ですた)
三重県は、予選に全て参加していました。冒頭に記述した宇治山田高校は、1度だけ出場辞退(不祥事)があり予選皆勤を逃したようです。
(男性が対応され、三重言葉ですた)
滋賀県は、予選に全て参加していました。
(男性が対応され、滋賀言葉ですた)
岡山県は、連絡取れず。
広島県は、予選に全て参加していました。
(女性が対応され、標準語ですた)
香川県は、連絡取れず。しかしながら、森岡浩氏の県別全国高校野球史により、第4回大会予選に参加していない事が分かりました。理由は、前年のラフプレーがきっかけとなり、県知事令により四国大会に参加できなくなったようです。
徳島県は、連絡取れず。
福岡県は、第9回大会から第12回大会までの4年間九州予選に参加していませんでした。理由は、当時の県知事が「他県と試合をする必要はない!」と県外での試合を全面禁止にしたようです。その当時は、福岡県勢は九州大会での成績があまり振るわなかったようで、県知事の個人的感情のようにも思えます。
(女性が対応され、やや福岡言葉ですた)
長崎県は、第2回大会予選に参加していませんでした。理由は分かりませんでした。
(男性が応対され、長崎言葉ですた。とても丁寧な対応でした。)
これにより、三重県、滋賀県、広島県が確定し、12都府県となりました。
残るは、岡山県と徳島県・・・。
連絡が取れずさてどうしましょう・・・。
♪誰かが救いの手を君に差し出している だけど今はそれに気付けずにいるんだろう (by Mr.Children)
そんなあたしに、救いの手を差し出してくれていたのは、静岡の民さま(http://labola.jp/member/114515)でした!本当にありがとう御座いました。
~静岡の民さまの情報より~
岡山県は、予選皆勤でした。
徳島県は、おそらく大正末期の第12回大会に参加していません。理由は、テニスの対抗試合の際の紛争がきっかけで、全てのスポーツが対外試合禁止となったようです。
以上により、夏の第1回大会から予選皆勤の都道府県は、東京都、愛知県、岐阜県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、岡山県、広島県、鳥取県、島根県の13都府県となりました。
完。
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- 事務局に通報しました。
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