☆もうひとつの甲子園~知力の甲子園~
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鶴丸 深志’
2011年09月10日 12:56 visibility874
第31回全国高等学校クイズ選手権全国大会出場校は以下の通りです。
★は過去の優勝回数
【北海道ブロック】
北海道代表 道立旭川東高校★(6年連続10回目)
【東北各県】
青森県代表 県立青森中央高校(初出場)
秋田県代表 県立能代高校(9年ぶり4回目)
岩手県代表 県立盛岡第一高校(2年ぶり7回目)
山形県代表 県立鶴岡南高校(2年連続3回目)
宮城県代表 県立仙台第一高校(3年連続10回目)
福島県代表 県立会津学鳳高校(初出場)
【北陸各県】
新潟県代表 県立新潟高校(3年連続5回目)
富山県代表 県立富山中部高校(6年ぶり3回目)
石川県代表 県立金沢泉丘高校(5年連続10回目)
福井県代表 国立福井工業高等専門学校(3年連続4回目)
【関東ブロック】
茨城県代表 県立水戸第一高校★(5年連続8回目)
栃木県代表 県立宇都宮高校★(5年連続8回目)
群馬県代表 県立中央中等教育学校(初出場)
千葉県代表 県立千葉東高校(初出場)
埼玉県代表 県立浦和高校★★(7年連続8回目)
東京都代表 私立開成高校★(4年連続9回目)
神奈川県代表 県立横浜翠嵐高校(2年ぶり2回目)
【山梨/静岡/長野】
山梨県代表 県立甲府南高校(6年連続8回目)
静岡県代表 県立静岡高校★(12年ぶり7回目)
長野県代表 県立松本深志高校(4年連続7回目)
【東海中部ブロック】
愛知県代表 国立名古屋大学教育学部附属高校(3年連続3回目)
岐阜県代表 県立岐阜高校★(3年連続10回目)
三重県代表 県立川越高校★(3年連続9回目)
【近畿ブロック】
奈良県代表 私立東大寺学園高校★★(4年連続19回目)
和歌山県代表 県立桐蔭高校(18年ぶり2回目)
滋賀県代表 県立膳所高校(10年ぶり5回目)
京都府代表 私立洛南高校(3年連続4回目)
大阪府代表 私立大阪星光学院高校(3年連続4回目)
兵庫県代表 私立灘高校(2年連続4回目)
【鳥取/島根/広島・山口】
鳥取県代表 県立倉吉東高校(初出場)
島根県代表 県立松江北高校(12年ぶり4回目)
広島県代表 国立広島大学附属福山高校(2年連続4回目)
山口県代表 県立大津高校(初出場)
【岡山・四国各県】
岡山県代表 県立岡山朝日高校(2年連続5回目)
香川県代表 私立英明高校(初出場)
愛媛県代表 県立松山工業高校(初出場)
徳島県代表 県立城ノ内高校(22年ぶり2回目)
高知県代表 私立土佐塾高校(6年ぶり3回目)
【北九州ブロック】
福岡県代表 私立自由ヶ丘高校(初出場)
佐賀県代表 私立早稲田佐賀高校(初出場)
長崎県代表 県立佐世保北高校(初出場)
大分県代表 私立大分東明高校(初出場)
【南九州ブロック】
熊本県代表 県立熊本高校(4年連続13回目)
宮崎県代表 県立宮崎大宮高校(初出場)
鹿児島県代表 私立ラ・サール高校(中村チーム)★★(6年連続14回目)
【沖縄ブロック】
沖縄県代表 私立昭和薬科大学附属高校(4年連続6回目)
【インターネット特別ブロック】
男子校枠 東京都私立早稲田高校(4年連続4回目)
女子校枠 神奈川県私立横浜隻葉高校(初出場)
共学校枠 北海道立札幌南高校★(10年ぶり4回目)
全国大会リベンジ枠 千葉県立船橋高校(3年連続6回目)
全国模試1位枠 鹿児島県私立ラ・サール高校(近藤チーム)★★
出場校を見ると、本当の甲子園優勝校あり、夏の予選皆勤校あり、今年の夏の甲子園出場校あり、全国で最古の野球部を持つ高校あり、全国高校軟式野球大会優勝校あり、勿論、甲子園経験校も多々あり、我々高野連関係者にとっては見応えのある大会となった。
決勝戦は、東の横綱・東大合格者数№1である東京都代表の開成高校と西の横綱・東大合格者率№1である兵庫県代表の灘高校の対戦となった。
この対戦をプロ野球に例えれば、阪神対巨人戦。
大学野球に例えれば、早慶戦。
相撲に例えれば、千代の富士対北の湖。
滋賀に例えれば、彦根東対膳所。
予選皆勤校に例えれば、鳥取西対米子東となります。
早慶と予選皆勤でふと思い出しましたが、早稲田実業は1929(昭和4)年の第15回東京大会で出場停止(秋田遠征を申請なしで行った為)となり、夏の予選皆勤を逃がしている。
一方の慶応高校は、1922(大正11)年まで慶應普通部が慶應商工と合同でひとつのチームを結成しており、他の学校から2チームに分割すべきだと主張され、これに反対し連盟を脱退、1923(大正12)年の第9回大会の東京リーグ戦と翌年の東京リーグ戦に参加しなかった。
決勝戦に話を戻します。
結果から言いますと、開成が10対8で灘を破り、二年連続二度目の優勝を飾りました。
参考までに、以下が歴代優勝校です。
第 1回 山形県立山形南高校(山形)
第 2回 宮城県第一女子高校(宮城)
第 3回 東京都立江戸川高校(東京)
第 4回 岐阜県立加納高校(岐阜)
第 5回 宮城県仙台第二高校(宮城)
第 6回 私立東大寺学園高校(奈良)
第 7回 山形県立山形東高校(山形)
第 8回 静岡県立静岡高校(静岡)
第 9回 栃木県立宇都宮高校(栃木)
第10回 北海道札幌西高校(北海道)
第11回 福井県立高志高校(福井)
第12回 茨城県立水戸第一高校(茨城)
第13回 私立ラ・サール高校(鹿児島)
第14回 栃木県立石橋高校(栃木)
第15回 鳥取県立米子東高校(鳥取)
第16回 愛媛県立西条高校(愛媛)
第17回 青森県立弘前高校(青森)
第18回 国立筑波大学附属駒場高校(東京)
第19回 北海道札幌南高校(北海道)
第20回 三重県立川越高校(三重)
第21回 山口県立宇部高校(山口)
第22回 北海道旭川東高校(北海道)
第23回 私立栄光学園高校(神奈川)
第24回 岐阜県立岐阜高校(岐阜)
第25回 埼玉県立浦和高校(埼玉)
第26回 埼玉県立浦和高校(埼玉)
第27回 私立ラ・サール高校(鹿児島)
第28回 私立東海高校(愛知)
第29回 私立東大寺学園高校(奈良)
第30回 私立開成高校(東京)
第31回 私立開成高校(東京)
参考までに、以下が都道府県別優勝回数(2回以上)です。
東京 4回
江戸川(1回)、筑波大付属駒場(1回)、開成(2回)
北海道 3回
札幌西(1回)、札幌南(1回)、旭川東(1回)
奈良・鹿児島・埼玉・岐阜・栃木・山形・宮城 2回
奈良:東大寺学園(2回)
鹿児島:ラ・サール(2回)
埼玉:浦和(2回)
岐阜:加納(1回)、岐阜(1回)
栃木:宇都宮(1回)、石橋(1回)
山形:山形南(1回)、山形東(1回)
宮城:宮城一女(1回)、仙台二(1回)
試合の展開は、開成が9対8で優勝に大手をかけ、迎えた最後の問題は奇しくも野球に関する問題となった。
問題「明治時代、第一高等学校在籍中は二塁手として活躍し、英語の「ベースボール」を「野球」と訳したのは誰? 」
わたしが唯一分かった問題です。当然ながら、上から目線で両校の回答を見ていますた。
灘の回答は、「正岡子規」
以上です。
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