☆明治神宮大会放浪記~今回とこれまでの愛工大名電を分かりやすく紹介すると~

 



第42回明治神宮大会において、愛工大名電は左のエースでプロ注目の濱田達郎投手の活躍で見事に準優勝を飾りました。
以下は、愛工大名電の明治神宮大会における全戦績です。


平成5年 第24回大会
1回戦(準々決勝) 東北 11‐1


平成15年 第34回大会
準々決 金沢 1‐5
準決勝 広陵 4‐7
決勝  大阪桐蔭 4‐6


平成16年 第35回大会
準々決 福井商業 2‐6
準決勝 羽黒 2‐3
決勝  柳ヶ浦 8‐2


平成23年 第42回大会
1回戦  関東一 1‐2
準々決 浦和学院 1‐8
準決勝 北照 2‐6
決勝  光星学院 6‐5


 


ということで、濱田投手を分かりやすくご紹介します。


1年秋から愛工大名電のエースとなる。3回戦東邦戦で1失点完投勝利、決勝享栄戦で5安打3失点完投勝利を収めるなど6試合連続完投で県大会優勝に導き注目された。
東海大会では初戦で磐田東相手に6安打2失点完投勝利を挙げている。準決勝はアウトステップに着目した大垣日大・阪口慶三監督がその攻略法を打線に指示、先発するもその指示通りに実行した相手打線に5回途中10失点と打ち込まれ敗れた。
2年夏は3試合連続完投勝利など5試合41回48奪三振9失点と活躍するも、決勝で至学館に3対4で敗れ惜しくも愛知大会準優勝。5回戦豊田北戦で自己最速更新の146㌔をマークし4安打12奪三振完封勝利。
秋は全試合完投67回26安打74奪三振11失点の好成績を残し東海大会優勝。県大会では準決勝までの4試合31回を2安打44奪三振無失点と圧巻の投球を披露。2回戦享栄戦(8回コールド)、準決勝至学館戦で1安打完封勝利、3回戦安城学園戦(5回参考)、準々決勝桜丘戦でノーヒットノーランを達成している。
神宮大会では初戦で強打の関東一戦から5安打1失点で完投勝利を挙げた。
183cm85kg、恵まれた体格のスリークォーター左腕。
ノーワインドアップからインステップ気味に踏み込みヒジを使った力強い腕の振りから繰り出す最速147㌔、常時130㌔台後半から140㌔台前半の威力ある直球と110㌔台から120㌔台の切れの良いスライダーが武器。110㌔台のカーブ、右打者の外角に120㌔台のスプリット、その他フォーク、ツーシームと持ち球は多彩。
大型左腕としてはまずまずのコントロールでコーナーに投げ分ける。


 


せっかくですので、愛工大名電を分かりやすくご紹介します。


愛知私学4強の一角。1912年(明治45年)名古屋電気学講習所として創立。野球部の創部は1955年(昭和30年)と比較的新しい。
名古屋電気時代の1968年(昭和43年)の第40回選抜大会で甲子園初出場、いきなりベスト8に進む。
1981(昭和56年)年の第63回選手権大会では、元祖左のエースだ!47☆工藤を擁しベスト4に勝ち進むが、準決勝で報徳学園・金村の前に敗れる。
1991年(平成3年)の第63回選抜大会は鈴木一朗投手が登板するも初戦敗退。
2004年(平成16年)の第76回選抜大会で初の決勝進出を果たすが、愛媛の済美に1点差負け。
翌2005年(平成17年)の第77回選抜大会は堂上を中心とする強力打線で勝ち上がり、甲子園初優勝を果たした。
甲子園には春8回、夏9回出場し、通算成績は18勝16敗で、その勝利数は愛知県内では中京大中京の131勝、東邦の66勝に次ぎ、亨栄と並んでいます。



甲子園での全戦績は以下の通りです。


昭和43年 第40回センバツ大会
1回戦 甲賀 1‐2
2回戦 高岡商 0‐2
準々決 尾道商 2‐1


昭和52年 第49回センバツ大会
1回戦 箕島 1‐0


昭和59年 第56回センバツ大会
1回戦 丸亀商 5‐8
2回戦 佐賀商 6‐7
準々決 都城 3‐2


平成3年 第63回大会センバツ大会
1回戦 松商学園 3‐2


平成14年 第74回センバツ大会
1回戦 新湊 2‐1


平成15年 第75回センバツ大会
1回戦 国士舘 0‐1
2回戦 近江 4‐0


平成16年 第76回センバツ大会
1回戦 立命館宇治 4‐5
2回戦 岡山城東 2‐9
準々決 秋田商業 1‐7
準決勝 社 2‐3
決勝  済美 6‐5
 
平成17年 第77回
1回戦 大産大付 0‐2
2回戦 宇部商 0‐2
準々決 天理 2‐5
準決勝 神戸国際大付 6‐8
決勝  神村学園 2‐9


 


昭和49年 第56回夏の大会
2回戦 盈進 2‐1


昭和56年 第63回夏の大会
1回戦 長崎西 0‐4
2回戦 北陽 1‐2(延長12回) 
3回戦 志度商 0‐3
準々決 報徳 3‐1


昭和63年 第70回夏の大会
2回戦 高知商 2‐3
3回戦 沖縄水産 4‐1
 
平成2年 第72回夏の大会
1回戦 天理 6‐1


平成10年 第80回夏の大会
1回戦 日南学園 7‐2


平成15年 第85回夏の大会
2回戦 鳥栖商 2‐1


平成17年 第87回夏の大会
1回戦 清峰 4‐2(延長13回)


平成18年 第88回夏の大会
1回戦 福知山成美 6‐4


平成19年 第89回夏の大会
1回戦 創価 3‐1


 


 


以上です。

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