浦和(0-0 3EXT0)福岡
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グランデトリノ
2006年12月16日 20:27 visibility59
天皇杯5回戦。リーグ入替え戦のため本日開催。
せっかくなので地下鉄に乗って埼玉スタジアムへ。
浦和と福岡の現時点の戦力差は誰もが知ってのとおり。
J1のカンペオンとJ2降格のクラブ。
10回ゲームをやれば、9回くらいは浦和が勝つはずです。
実際に今シーズンはこれまで浦和の4戦4勝。
でもこれはフットボール。
ボールは丸いわけで、やってみなきゃわかんない。
それを信じられるから福岡のサポや、
サッカー好きな暇人は埼玉の果てまで観に行けるんだと思う。
試合は互角。
もちろんボール支配率は圧倒的に浦和。
だけど、フットボールはそれで勝敗が決まるスポーツではない。
福岡は福岡なりに浦和に勝つためのサッカーを展開します。
千代反田を中心に堅い守り。
特にワシントンへボールが渡る瞬間、3-4人が一斉にプレスをかけます。
その守備網が蠢く瞬間は見ていてちょっと壮観ですらあるのです。
攻撃はいたってシンプルボールを奪ったら素早く前線へ長いボール。
トップが落として遠目から積極的にミドルを狙うパターン。
流行りのバルセローナのように、見た目が面白い、面白くないではなく、
目の前の敵に勝つにはどういうフットボールをすべきなのか、
というまたまた違った面白さがそこにはあります。
さあ、福岡。どうやって浦和を倒す?
後半開始早々福岡の選手がが左サイドを疾走。
速く低いクロスボールをゴール前ニアで合わせるもわずかにそれます。
決定的な瞬間。これを決められなかったのは本当に痛かったです。
その後も古賀の惜しいシュートなど決定機は多く作ったのですが・・・。
一方浦和はいまいち波に乗れません。パスミスも連発。
でもこんな良くないゲームでも、なんとか踏ん張れるのが浦和の強さ。
延長前半ついに、左から右へ大きく振ってポンテがゴールネットを突き刺します。
この先制ゴールで全てが決まりました。
内容が良くなくとも、必ず先制点を奪えるのはさすがというところです。
福岡は最後の最後で力尽きてしまった感じです。でも良くやったと思うよ。
そんなわけで来週は浦和×磐田になったそうです。
これもまた楽しみなカードですな。
終了後に『経営陣、フロントゼロ査定』に被せて出された弾幕。
『ヤブ、ARI、吉村、君達のサッカーはこれから。』
そういえば一緒に行ったお友達に『布教』とう名目で優勝記念MDPを貰いました。
やっぱ優勝って良いもんですな。
J創設時からの思い出が写真と共に振り返られててさ。
駒場の裏の木に登って旗振ってる写真とか、
富山でロッカールームに押しかけてるところとか。
やっぱすげーよ。浦和は。クラブも、サポも熱い。
いやいや、千葉から『改宗』はしませんよ!
あいつらはアジアへ行ってしまうのか。
一緒に残留争いしてた頃が懐かしい。。。
- 事務局に通報しました。
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