浦和(0-0 3EXT0)福岡


天皇杯5回戦。リーグ入替え戦のため本日開催。

せっかくなので地下鉄に乗って埼玉スタジアムへ。

 

浦和と福岡の現時点の戦力差は誰もが知ってのとおり。

J1のカンペオンとJ2降格のクラブ。

10回ゲームをやれば、9回くらいは浦和が勝つはずです。

実際に今シーズンはこれまで浦和の4戦4勝。 

 

でもこれはフットボール。

ボールは丸いわけで、やってみなきゃわかんない。

それを信じられるから福岡のサポや、

サッカー好きな暇人は埼玉の果てまで観に行けるんだと思う。

 

試合は互角。

もちろんボール支配率は圧倒的に浦和。

だけど、フットボールはそれで勝敗が決まるスポーツではない。

 

福岡は福岡なりに浦和に勝つためのサッカーを展開します。

千代反田を中心に堅い守り。

特にワシントンへボールが渡る瞬間、3-4人が一斉にプレスをかけます。

その守備網が蠢く瞬間は見ていてちょっと壮観ですらあるのです。

 

攻撃はいたってシンプルボールを奪ったら素早く前線へ長いボール。

トップが落として遠目から積極的にミドルを狙うパターン。

 

流行りのバルセローナのように、見た目が面白い、面白くないではなく、 

目の前の敵に勝つにはどういうフットボールをすべきなのか、

というまたまた違った面白さがそこにはあります。

さあ、福岡。どうやって浦和を倒す? 

 

後半開始早々福岡の選手がが左サイドを疾走。

速く低いクロスボールをゴール前ニアで合わせるもわずかにそれます。

決定的な瞬間。これを決められなかったのは本当に痛かったです。

その後も古賀の惜しいシュートなど決定機は多く作ったのですが・・・。

 

一方浦和はいまいち波に乗れません。パスミスも連発。

でもこんな良くないゲームでも、なんとか踏ん張れるのが浦和の強さ。

 

延長前半ついに、左から右へ大きく振ってポンテがゴールネットを突き刺します。

この先制ゴールで全てが決まりました。

内容が良くなくとも、必ず先制点を奪えるのはさすがというところです。

福岡は最後の最後で力尽きてしまった感じです。でも良くやったと思うよ。

 

そんなわけで来週は浦和×磐田になったそうです。

これもまた楽しみなカードですな。



終了後に『経営陣、フロントゼロ査定』に被せて出された弾幕。 

『ヤブ、ARI、吉村、君達のサッカーはこれから。』



そういえば一緒に行ったお友達に『布教』とう名目で優勝記念MDPを貰いました。

 

やっぱ優勝って良いもんですな。

J創設時からの思い出が写真と共に振り返られててさ。 

駒場の裏の木に登って旗振ってる写真とか、

富山でロッカールームに押しかけてるところとか。

やっぱすげーよ。浦和は。クラブも、サポも熱い。

いやいや、千葉から『改宗』はしませんよ! 

 

あいつらはアジアへ行ってしまうのか。

一緒に残留争いしてた頃が懐かしい。。。





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