八千代(0-1)盛岡商業


選手権は早くも準決勝。毎年のこととはいえ相変わらず物すごいレギュレーション。。。

1週間で5試合目って。。。それでもあの国見戦がだいぶ昔のことのように思えてしまいます。

 

国見、野洲、武南、広島皆実といったいわゆる『強豪校』を倒してきた両チーム。

でも八千代と盛岡商業ってどっちが強いの?って聞かれたら正直分かりません。

結局最後に勝った方が強いんだの理論でキックオフを待ちます。

 

それにしても国立は朝からどしゃ降り。

第二試合に突入し風は強く、しかも空気は一層冷たくなってまいりました。

とは言っても両チームともピッチに立てばコンディションは同じ。

第1試合ではそれほど気にならなかったハーフウェイライン上の水溜り群が、

肉眼でもはっきり確認できるほどです。 

 

お互いに決め手に欠ける展開。

特に八千代はこんな状況でも愚直にこれまでどおりの速く細かいパス回しを貫いてしまったために、

思うようにボールを繋げません。ロビングボールに頼らない心意気は素晴らしいですが、もう少し違うやり方ができなかったものかとも思います。そういうところがちょっと不器用ですよね。

 

山崎は相変わらずすんごいドリブル。

惜しい場面が何度かありましたが、今日は彼の周りもサポートに動ききれなかった印象が。。。

時たま枠へ行くこともありましたが、ネットは揺らせません。

 

米倉は盛岡商業のマークに苦しみほとんどゲームを作れず。。。

それでもボールを持ったときの状況判断の素晴らしさは光っておりましたね。

 

前半はやや八千代がボールを支配した状況で折り返します。

ところが後半10分過ぎからは突如立場が逆転します。

盛岡商業も中盤のルーズボールを奪う場面が増え、一気に前線へボールがでます。

しかし、4番の鉄人の読みとカバーリングは今日も冴え渡り、決定機を2回ほど消されてしまいました。

 

一進一退でスリリングな独特な緊張感が会場を支配する中、後半のロスタイムに突入。

不可解な判定で盛岡商業のCKに。結局このクロスからオウンゴールが生まれ、そのままタイムアップ。

 

盛岡商業が決勝進出です。。。おめでとう。 

八千代を応援してた自分としては残念ですが、結局盛岡商業の方が『強かった』だけのことです。

選手は入れ替わってしまいますが、機会があればまたプリンスリーグにでも観にいきたいな〜と思います・・・。 

 

 

 

 



試合終了後にGKのところへ駆け寄る米倉選手。。。

今度はフクアリで。いつの日かは千葉を引っ張ってってくだされ。



第1試合は作陽(1-0)神村学園。

数少ない1回限りのチャンスを逃さなかったのはさすがです。





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