金沢(4-1)前橋
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グランデトリノ
2009年10月22日 02:10 visibility59
さて、金沢と図南前橋。
注目はもちろんワタクシと同世代(=谷間の世代)の根本くんなのですが、スタメンには入れず。。。
・・・であれば、やはりこの人。
氏家英行選手。
1999年、フィリップ・トルシエールがアフリカで巻き起こした伝説のメンバーの一人。
大宮で活躍後は草津を経由して、ここ図南で活躍しているとのウワサ。
キックオフ直後にはバーを叩くミドルでご挨拶。
ここから図南のレジスタが大暴れ・・・すると思ったのですが、
金沢の中盤の前に思うようにプレーはできず、なかなか前へパスを出せない。
図南はショートパスを繋いで、繋いで、というなかなか良い心掛けチームで、ハマればめっちゃんこ楽しそうなサッカーをするのですが、そこは、すかさず金沢の26番と20番が火消しにかかり、いま一歩。
一方で、5分にはクリゾンが落としたところに古部が詰めるシーン。
仙台戦、厚木戦を観た時、古部と広庭の関係は、古部がセンターハーフ、広庭が最前線という形が多かったのですが、この日は古部のほうが、クリゾンのサテライトとしての役割が大きく走り回ります。クリゾンとデニスは良い意味でブラジル人らしくなく、地味に、愚直に、与えられた任務を遂行。
千葉にもこういうブラジル人が来てくれると良いのですが。。
30分、左サイドに流れたボールを図南FW松永が追い、金沢DF込山も追走。
ボールがタッチラインを割りそうになるのですが、コーナーフラッグに当たって松永の前へ!
(VivaCalcio ユーベ戦の椎名耀みたい。)
込山はそのままタッチラインの外へ消えてしまったので、GKと1:1のチャンスになりかけたのですが、時間をかけたくなかったのか、角度のない位置からのシュートは惜しくも外れてしまいます。
34分。広庭が倒されて今度は金沢がゴール正面でFKのチャンス!
三原が直接狙いますが、図南GK鏑木が素晴らしい反応をみせてフィスティング。
どちらも譲れない準決勝らしい好ゲームが続きます。
0-0で膠着しかけた38分。このまま前半終了かな〜と思いかけたところ、ビジュが独特な前かがみの姿勢でドリブルを開始。
右サイドから力強い、かつ、精度の高いキックをファーポストへ思いっきり蹴りこみます。
これを待ち構えたのはDF諸江。終了間際、ホント良い時間に先制しました。
後半開始3分、三原のCKを再び諸江が、続いて8分には、右サイド園田のクロスを古部がヘッドで合わせて追加点。
早い時間帯に図南を突き放すことに成功し、これでゲームをほぼ決めてしまった感があります。
その図南も氏家のCKから元金沢の山田のゴールで1点を返してみせますが、
途中交替で入ってきた7番の秋田が古部のスルーパスに抜け出し、地域決勝大会進出のトビラを開く、ダメ押しのゴール。
なんかようわからんけど、この7番、めっちゃ嬉しそう。
最後のホイッスルが鳴り終わったときには、パタパタと金沢の選手が次々にピッチに倒れ、、、まさに死力を尽くしたゲームでした。
こうやって、クラブの歴史が作られていくのですな。
ほいじゃ、また。
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- 事務局に通報しました。
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