利便性とリスク~地震火山国ニッポン

今回の震災で、利便性とリスクは表裏一体である事が多く確認できました。

①車からの脱出
うちの会社の従業員も津波を体験しました。
当初3人行方不明でしたが、うち2人は辛うじて難を逃れ、居所がわかりました。
1人は車の運転中津波にあったそうです。
幸い作業車のため、パワーウィンドウ無し。
窓を開けて脱出する事が出来たそうです。

②固定電話
停電になっても使えるのがアナログ電話。
光電話は停電時使えません。

③情報格差
携帯やパソコンを使いこなせる人は情報が入りますが、今回震災にあったのは使えない年配の方など多数います。
情報格差が発生しています。

④企業のリスク分散
トヨタを始め多くの企業が生産出来ない事態になっています。
低価格効率化を推進するあまり、代替生産拠点が無いからです。

⑤オール電化
太陽光を装置したオール電化住宅はまだ良いです。
しかしそれ以外のオール電化住宅は、需給バランス圧迫の要因になっています。
電力会社と国で推進した施策が、裏目に出ました。


地震火山国ニッポン

私を含め皆が忘れていました。


私が住んでいる群馬は比較的安全ですが、これは数百年単位での話です。

大和~奈良~平安初期時代では、群馬近辺が震源地と思われる大きな被害地震が発生しています赤城山南面では土石流発生。
また、同時代、榛名山噴火による大火砕流も発生しています。

日本で100%安全といえる場所はどこにもありません。


利便性とリスク分散どちらを優先させるか?

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