【新移籍ルール】の施行が”育成費”を巡って難航中…。

報道によりますと、来月から導入される予定だった『選手の移籍に関してまとめた国内ルール改正案』の施行が危ぶまれているようです。（スポーツ報知より）

問題となっているのは”補償金の額について、国内独自のルールを定める方針”という部分。

Ｊリーグの羽生事務局長によりますと「金額、期間、年齢について口答で合意できたと思っていたが、選手協会から合意していないというレターが届いた」と、困惑気味らしいですが、このような大事な問題を根回しの段階とはいえ”口答で合意”というのは、慎重さを欠いたのかも知れません。

選手協会の高野純一事務局長は「合意はしていない。（補償金を）ＦＩＦＡ基準に合致させてほしい」として、選手が移籍しやすくするために補償金の減額を求めているということです。

世界を目指す割りには、いろんなことが世界基準でないという矛盾を抱えるＪリーグですが、これも理想に至るまでの道程として、おおらかに捉えるしかないのかも知れません。

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