モリシの”のんき?”な日常…。

  • けん坊
    2008年09月29日 06:42 visibility72

※森島寛晃を愛してやまないという人は、ご気分を害されることがあると思いますので、ご覧にならないようにお願いします。但し、ボクはモリシが嫌いなわけではありませんので、念のため。

モリシこと森島寛晃は、昨年3月31日の札幌戦を最後に試合出場はおろかベンチ入りすらしていません。それからはもう長い間、練習にすら参加していません。

ボクは4年前からセレッソ大阪を応援しています。別にモリシのことが嫌いというわけではありません。
原因不明の首痛をしっかりと治して、戻ってきて欲しいという気持ちもあります。

でも、セレッソはヤンマーと日本ハムをはじめとする大企業に支えられているとはいえ、無尽蔵の資金を有しているわけではありません。J2になってからは観客動員数も半分以下になっています。

すでに1年6ヶ月が経過しようとしています。何が原因でいつ治るのかは不明です。
しかし、クラブは早くも「”現役”続行の要請」をしたとのことです。

本人の日常です。(morishi.net「こんにちは。モリシです。」より)
http://www.morishi.net/message/index.php

ここでは、試合に出ることが出来なくなってから広島戦直前まで82冊の日記があります。
セレッソがリーグ戦で大切な時期ではないかと思うような時でも”のんき”なことを書いていたりします。

これがすでに引退した選手や、ご隠居さんならば「楽しい日々」でうらやましい限りですが、残念ながら彼はセレッソ大阪から”現役”続行を要請されたチーム最高給選手です。

サッカー観戦をするようになって初めて知りましたが、毎年とても多くの選手が入れ替わります。
その中で、生え抜きの選手というのがとても大切にされているというのも感じます。

しかし、ものには限度というものがあるような気がします。
モリシとモリシに現役続行を要請するクラブとそれを支持するサポーターの様子を見て、勝負の世界という言葉とは程遠い違和感のようなものを感じています。

「〜を食べた」「車を洗った」「サッカーのTVを観た」「人形と身長が同じだった」「映画が楽しみ」「ドラクエが楽しい」「子どもがかわいい」…まあ、ご自身も「どうでもいいですよ〜」とは書いてますが…。

チーム創設から頑張ってくれていることも知っていますし、代表選手としても多くの実績を残したことも知っています。セレッソのことは知らなくてもモリシなら知っているという人が多いことも知っています。

でも、だからこそ、そろそろ、どうにかしないといけないのではないかと思います。
ご本人はどうお思いになっているのかよく分かりませんが…。

セレッソに関わるみんなにとっての理想は【J1昇格】【スポンサー増加】【観客増加・グッズ販売で営業収入増加】して、来年もモリシには、たっぷりとお給料を支払って、ゆっくりと休んでもらうことですが…。

勝負の世界というのは「勝ってなんぼ」ということで、そのために選手たちはやりたいことを辛抱してひたむきな気持ちで日常を過ごすものと思っています。

何よりも残念なのは【そういったものを全て超越したところにある功労者という存在を認めていると思われるセレッソにお金がないこと】だと思います。

そういう解釈をするボクはとてもひねくれているのかも知れませんが、そう考えてもなお、セレッソから離れていくこの心をどうすることも出来ないような気もしています。

恐らく、しばらくボクは自分自身の充実を図ることになると思います。
そして、またいつの日か、今までと同じかそれ以上の気持ちでセレッソを応援したいと思います。

※何度も書きますが、ボクは決してモリシのことが嫌いなわけではありません。

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