「あやかちゃん」のこと
-
けん坊
2008年04月04日 06:51 visibility721
彩花ちゃんとは「ヒルシュスプルング病類縁疾患の中の全腸管壁内神経細胞未熟症」という難病と闘った神達彩花(かんだつ・あやか)ちゃんのことです。(彩花ちゃんを救う会HPより)
http://save-ayaka.com/index.html
彩花ちゃんが天国に召されてから、まもなく2年になろうとしています。
HPには「ご両親のメッセージ」として、今年1月27日に彩花ちゃんによく似た男の子が生まれたという嬉しいお知らせが、掲載されていました。
彩花ちゃんのお父さんがJリーグ開幕時からの鹿島アントラーズのサポーターということもあって、その支援の輪が全国に拡がり、多くのサッカーファンが支援しました。
全国のスタジアムや、あらゆる場所で支援活動が展開されました。
ボクもわずかですが、募金させていただきました。
マスメディアで大きく取り上げられたということもありますが「救う会」が発足してから、なんと2週間で1億3000万円もの募金が集まりました。
そしてこの活動に対し、自らも協力団体だったJリーグは「2005年Jリーグアウオーズ」(Jリーグ年間表彰式)で、《「神達彩花ちゃんを救う会」の募金活動を支援した全国のサポーター》に対して、Join賞(チェアマン特別賞)を贈りました。
難病と闘う人に対する支援活動や募金活動に対しては「他にも大変な人がいるのに…」と、いうご意見もあろうかと思いますが、それは本来は国家や行政が対応すべきことであり、そういった対応が出来ないなか、危うい命を何らかの縁のある人たちがどのように対処すればよいのかということを考えると、やはりその場その場の対応にならざるを得ないのが現実かと思います。
”サッカーという縁を通じて、自分にできる何かをすることができたように思う。”
そういった考えは自己満足に過ぎないのかも知れませんが、彩花ちゃんのことを救うために全国のサポーターがクラブという枠組みを越えて一つになれたということは良かったと思います。
リーグ戦の最終盤でしたが、あの時、多くのサポーターの中に彩花ちゃんがいました。
彩花ちゃんの小さな命はとても短いものでしたが、ボクやみんなに残してくれたメッセージは、とても大きなものだったと思います。
- favorite16 visibility721
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件