「プロの選手だからこそできることもある。」〜岡野選手から学ぶこと

  • けん坊
    2008年04月03日 08:03 visibility849

報道によりますと、浦和レッズの岡野雅行選手を発起人とする「シノさんを支援する会」による支援を受けた篠崎真由美さんが、このほど無事に骨髄移植手術に成功し、現在は順調に快復に向かっているとのことです。(読売新聞HPより)
http://www.yomiuri.co.jp/sports/soccer/news/20080401-OYT1T00604.htm

「…支援する会」のHPには、岡野選手のコメントが紹介されています。
(以下、引用)

〜岡野雅行選手に聞く〜
 臓器移植のドナー登録を呼びかけるCMや、難病に苦しんでいる人たちのドキュメントなどをテレビで見ると、何か役に立てないかと思う半面、どこか遠い世界の話のようにも感じていました。どうすれば協力できるのかわからなかったし、知らないボランティア団体とかかわることは、正直、怖い部分もあると思っていました。自分の名前を利用されたら?募金はちゃんと使われるのか?など、不安なことがあったからです。
 でも、僕の場合は以前からのサッカー仲間の岩崎さんが、実は社会貢献活動をされているとわかり、ボランティアにかかわるきっかけをくれました。活動を手伝ってもらいたくて知り合いになったという方ではなかったこと。一度協力した後も、これだけはというとき以外は手伝ってくれと言わないこと。親しくなっても報告すべきことはちゃんとしてくださる。そんな岩崎さんだからこそ信頼して、ずっと活動にかかわらせていただいているのです。
 ボランティアというと、まだ日本人選手には特別のことのように思ってしまう人もいるかもしれませんが、外国人選手などは、オフのときに、チームメートから集めた靴やシャツを持って、自分でアフリカの子供たちに渡しに行っている選手もいました。彼らには普通のことなんです。
 僕もチャリティを始めてみて、プロの選手だからこそできることもあると思うようになりました。自分や家族だって、もしかしたら急に重い病気にかかることがあるかもしれない。そんなときに力になってくれる人がいたらどんなに心強いだろう。他人事ではないんです。今も苦しんでいる人がたくさんいます。お金があれば移植手術を受けられる子供たちもいます。そんな人たちに少しでも役に立てるのなら、できることはしたい。周囲からどう見られようが、まったく気になりません。
 無理にやらなくてはと思う必要はないし、やりたいと思えば素直にやればいい。気持ちの問題ですからね。だから僕もみんなに声をかけているわけではないし、いろんなやり方がそれぞれにあるとも思います。今は浦和レッズのサポーターの方が、難病と闘っているので、いつも励ましてもらっていた僕たち選手が、今度はその人を応援したいと思って、サポーターのみんなとできることをしようと動いています。
 サッカー以外のことでも、喜んでもらえること、役に立つことがまだまだあると思う。チャリティを通してサポーターの人たちともサッカーだけではないつながりが持てているように感じています。そこからまたパワーをもらっている自分がいます。
(岡野雅行さんのコメントにある岩崎全記さんはNPOスポーツオフィス・ワンとして活動されています。)
(引用、終わり)

岡野選手は「自分の気持ちに正直に生きる人」と、いう印象があります。
以前から好きな選手の一人ですが、今回の件でますます彼のことが好きになりました。

そして、ボクも「自分は何ができるのか」改めて考えてみる機会にしたいと思います。

自身のブログで、U-23・監督の反町氏に対して…
「”オーバー・オーバー・オーバーエイジ枠”で選んでくれないかなぁ…(笑)
オリンピックは出たことないしね!!」…と、アピールしていました。

これからも、岡野選手の活躍に期待&注目したいと思います。 

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